小沢も幹事長を辞任です。
昨夜、どこかから、きっと圧力が掛かったのでしょうね。
沖縄に代表される日本の安全保障問題は、戦後、アメリカとの間の
もっとも 基本の取り決めです。
当然、今回の辞任劇は、単なる参議院選挙だけのことではないでしょう。
しかしながら、衆議院の307議席を生かすためにも、
民主党は、どうやったら、参議院で勝てるか? 真剣に考えているはずです。
10年前、当時与党の自民党が追い込まれた時、 起死回生 を、
小泉の、「自民党をぶっ壊す」の セリフで、2000年に達成しました。
選挙のプロは、間違いなく、これを参考にしているはずです。
本当に、選挙のことに集中するならば、このやり方を踏襲するしかなくなります。
では、 「旧い民主党をぶっ壊して、新しい民主党にする。」
と、本気になって声を上げ、国民にワクワク感を起せる人間は、どこにいるでしょう。
岡田でも、菅でもない人間。 もちろん、松下政経塾あがりの 前原でもない。
自民党の小泉純一郎と同じように、国民に人気があって、ハチャメチャができる人間。
そんなのが、果たして、民主党にいるか? 小沢一郎を全く怖がらない人間。
ひとり、いる。 とんでもない人が。 それも、外務大臣経験者。
田中真紀子。
こんなのが出てきたら、中国は大歓迎するし、確かに、完全に空気が変わるが、
そこまで、思い切ったことをするだろうか?
しかし、この人物も自民党体質の人間です。
実際に総理になったら、空回りになりますね。
自治労や日教組に関係なく、日本再生の道筋を示せる人がいるだろうか?
野田とか、原口になるのだろうか?
鳩山辞任とは、なんとも。で、次は誰?
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。