以下は、NHKニュースが伝えました。
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<訪中は北朝鮮キム委員長 習主席と初の首脳会談> 新華社通信
3月28日 8時41分北朝鮮情勢
中国国営の新華社通信がさきほど、伝えたところによりますと、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は、28日までの4日間の日程で、中国の北京を訪問し、習近平国家主席と初めての首脳会談を行ったということです。
この中で習主席は、ことしに入ってから朝鮮半島情勢には前向きな変化が出ていると指摘したうえで「北朝鮮が重要な努力をしたことを称賛する」と歓迎しました。
そのうえで「朝鮮半島の問題においてわれわれは非核化を実現するという目標を堅持し朝鮮半島の平和と安定を守り対話を通じて問題を解決する」と述べ、中国政府の従来の立場を強調しました。
これに対してキム委員長は「祖父のキム・イルソン(金日成)主席と父親のキム・ジョンイル(金正日)総書記の遺訓に従って、朝鮮半島の非核化の実現に力を尽くすのは、われわれの一貫した立場だ」と述べ、非核化に向けた意思を示したということです。
キム委員長が首脳会談に臨んだり外国を訪問したりしたのは、2012年4月に、名実ともに北朝鮮の最高指導者となって以来これが初めてです。
会談では、核・ミサイル問題をめぐって冷え込んでいる中朝関係の改善に加え、来月末の南北首脳会談や、5月までに開かれる見通しの米朝首脳会談について、突っ込んだ意見が交わされたものとみられます。
◎韓国大統領府 「まもなく発表」と中国から事前通知
北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が中国の北京を訪問し、習近平国家主席と初めての首脳会談を行ったことについて、韓国大統領府は、中国政府から「まもなく発表する」と事前に通知があったことを明らかにしました。
NHKが新華社「金正日と習近平の会談」伝える。「半島の非核化に一致」と。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。