石破幹事長、集団的自衛権に「憲法改正は必要ない」。もう、憲法の意味ないな。

テレ朝のニュースからです。 http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000026063.html

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ワシントンを訪問している自民党の石破幹事長は、集団的自衛権について「憲法改正は必要無い」と述べ、解釈の見直しで与党内の議論をまとめる考えを強調しました。

 (政治部・水頭洋太記者報告)
 就任後、初めてワシントンで講演をした石破幹事長ですが、安倍総理大臣に対して「若干の違いがある」としながらも持ち上げて見せました。
 自民党・石破幹事長:「安倍総理は高い理想を持ちつつ、そして世界平和を心から願っている。そのような政治家であります」
 石破幹事長は集団的自衛権について、憲法を改正しないで解釈の見直しで行使出来るという考えを強調しました。さらに、集団的自衛権の適用範囲について、中国や北朝鮮を念頭に「必要最小限度での行使」で与党内で議論を進めていることをアピールしました。国家安全保障基本法を成立させてから、自衛隊法改正などの法整備をするという石破幹事長の持論を抑えて、安倍総理と足並みをそろえた形です。憲法解釈の見直しに慎重な姿勢を崩していない公明党に対しても強いメッセージといえそうです。

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集団的自衛権の論議は、いよいよ、おかしなところに行き着いた。公明党対策の詭弁か?

平和憲法を持ったまま、同盟国の防御のために、戦闘を広げる? 

>集団的自衛権の適用範囲について、中国や北朝鮮を念頭に「必要最小限の行使」 

 同盟国がアメリカなら適応範囲は世界中だが、これを、中国北朝鮮を念頭にして、こちらから、戦闘を仕掛けるつもりか? これなら、個別的自衛権だ。

 アメリカでないとしたら、反中国の立場で、同盟国は 韓国?台湾? フィリピン? ベトナム?

 戦後の日本(の自衛隊)は、憲法上の制約で交戦できないから、と、1990年代以降は中国に舐められてきたのは事実だ。

 これで、「尖閣」について、どんな交渉になるのか? 

 日本側が、平和憲法がありながら、他国向けに、自衛隊を動かしやすくなったのは間違いない。

 当然、世界は、より厳しく、日本を見つめます。「水面下」では、いろいろあるでしょう。

 放射能での急死や、体力意欲の減退・思考力低下の人間が急増する日本。

 外部からの破壊工作を防ぐという意味では、この判断はそれなりに理解できますが、それ以上の、敵地上陸の軍事侵攻には、絶対にかかわってはならない。

 この歯止め、コントロールを、今の自民党にできるのか?  

あと、今の日本は、韓国とは同盟国なのか? 

 もし、北朝鮮が韓国に侵攻した場合、自衛隊が在韓米軍に加勢して、韓国に上陸するのか?

 そのとき、竹島をどうするのか? 北朝鮮の金正恩は、そのために使われる? 

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。