こんにちは。
1) 今回の韓国哨戒艦「天安」の爆発沈没事故は、結果的に、
国際政治上は、さながら、「911」と同じような 扱い になりました。
原因、悪役をすべて、北朝鮮にしました。
表面にでる外交上では、
韓国では、北朝鮮を非難し、北朝鮮は、戦闘準備体制に入れ、といいますが、
その北朝鮮を支える中国を、 韓国政府が、 大いに評価し、謝意を示します。
何、これ?
この事件のあと、鳩山政権が、普天間を辺野古にする方針が決まり、
産経新聞の世論調査では、 支持率が回復です。
この間、世界中で、株価がどんどん下がります。
こっちは、ボロ隠しができなくなった状態ですが、
その上で、 東アジアの、これまでのパワーバランスの変化は、さらに混乱を生む、
ということで、 今は、これで、そっとしておこうよ、 ということなのでしょう。
ただ、ここでは、ひとつ、皆さんに考えてほしいこと。
あれだけの爆発を起こしたのに、なんで、魚雷が回収されているの?
しかも、錆だらけ。
だいたい、あの哨戒艦は、イージス艦と同じく 大変、堅牢なつくりで、
船底には、とんでもない厚さの、強化鋼板が使われています。
それを破壊できる爆薬を造っているのは、どこの国か、ということです。
あの貧乏な北朝鮮で、それができるの?
子供だましもいい加減にせい、といいたいとこですが、
国連まで全部、根回しして、なんとか、世界経済を必死でまわそうとしている人たちを、
私は責める気持ちになれないので、 これ以上は、いいません。
悪役を 押し付けられている、金正日さんには、裏で、どんな話が行っているのでしょう。
ここでも、中国の役割が大切ですね。
もうすぐ、温家宝さんが、日本に来日します。
2) 5月31日、 月曜日ですが、 山形にいきます。
東京の皆神塾に、時々参加してくださる元金融マンに、尺八の名人がいます。
郷里・山形の仲間に私を紹介したい、と、いろいろご配慮いただいたので、
講演会となりました。
場所は、 豊烈神社 社務所 です。
(山形市桜町7―47 電話 023-642-7108)
この神社は山形藩の水野忠元らを祀りますが、ここには幕末維新の動乱のあと、
新政府が反逆の首謀者を探す際、すべての責任を一人で引き受け刑死した
水野元宣の像があります。
内容は、二部構成です。
第一部が、 17:30 ~ 19:00
「鳩山政権の裏側と、ギリシャ危機が世界経済にもたらす激変」
第二部が、 19:30 ~ 21:00
「日本に希望はあるか? 今、全世界が本物の日本に憧れている」
連絡先は、 電話・ファックスにて、 023-624-0049 (安藤) まで。
参加費は、 1000円と、破格になっています。
3) ハッキリさせよう。 日本の正体。
鳩山政権 と 日本政府 と 日本国家
この違い、分かりますか?
政府とは、 国家の上にある、統治機能です。
その統治機能を、運営する権利をもつ人間の集まりが、 そのときの政権。
その政権は、政府を、完全にコントロール できるのか?
今、 抵抗している、役人は、自分は、政権には、左右されないと考えています。
自分達の存在こそが、 政府そのものだ、とも考えているのでしょう。
国家の実像を知らないと、 この国は、作り変えられない。
アメリカが、 フリーメーソンたちが、造った国だと、 『ロスト・シンボル』 で
明かしましたが、
さて、日本は、誰が造った国か?
明治維新と、戦後の復興時、 その国家は、 だれによって、造られたのか?
「はっきりしていないものは、 変えることができない」
仲間内で、パス回しをしていられる段階では、なくなっています。
5月31日(月)は、山形の豊烈神社です。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。