必見ビデオ2つ。平智之「原発は最初から被曝を隠蔽」。孫崎「自主独立派を封じ込める戦後の構造」

以下の二つのビデオは必見です。

一つは、平安党を立ち上げた平智之氏と、その知人の学者たちが、

     原発が最初から成り立たない技術であること。 被ばく線量の隠蔽は、初めからそうだった、と。

     平智之 「破綻すると分かっているシステムに、資金を出す野田政権」

      http://www.ustream.tv/recorded/24166664

もう一つは、 元外交官の孫崎氏が、鳩山由紀夫氏の勉強会で、 「戦後史の正体」を講義した動画。

    http://t.co/FFaadPM9

   日本では、田中角栄に限らず、自主独立派は、官僚、検察、マスコミによって潰されてきました。自分の保身と利益のために、アメリカの意向を自分で忖度【ソンタク】する人間が、アメリカ追従国家を構造的に作ってきたが、その出発は吉田茂だった。 

   孫崎氏はいいます。 メディアによって追い落とされても、同じ志の人間が何人もやり続ければ、アメリカといえども変わる。

私(新井)のコメント:

  孫崎氏は、日本の戦後について、昭和天皇がどう関わっていたのか、ここでは触れていませんが、このビデオで指摘されている事実は、私たちは知っておく必要があります。

 天皇に触れないのは、戦後の日本の外交官の限界なのでしょうか。

 「アメリカ追従」からの脱却、あるいは、「日本の自主独立」に、絶対に不可欠なのは、天皇の権限(機能)と位置づけの明確化です。戦前、国家元首だった昭和天皇が、戦後、人間宣言した後も、実は、世界の金融の枠組みを作る大元の「金塊」に関して、大きな権限が在った事が、まったく視野に入っていません。

 孫文が死んだ1925年の時点で、満州を含む中華民国を認めていた日本国と天皇ヒロヒトに対し、それを否定していた日本の軍部軍属による天皇と法律の無視(張作霖爆殺から国際連盟の脱退)という視点からの解説がありません。

 今の世界は、日本に明治維新を引き起こした、この金塊の「大元」からの次元で、再編成が進んでいるのです。

 孫崎氏の講義すら、初めてのような顔をしてありがたがっているのが、政権与党民主党の国会議員なのです。 この点、自民党の国会議員(とその支持者・利権屋)は、十分承知して、自己利益を貪っていたのです。

 かたや、全くの学級委員クラスの素人。 かたや、全くのスケベ根性の大たぬき。

 日本の夜明けには、まだまだ、痛みが必要です。  

   

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。