アベノミクスの崩壊は案外早いかも。24日(日)、東京皆神塾です。

こんにちは。

黒田日銀が始まりましたが、日銀が金融機関の資金をジャブジャブにしても、金持ちや大企業の資産価格が上るだけ。 それで、普通の日本国民の経済活動が、活発化するのかどうか?

とりあえず、アメリカとアジア諸国は、大喜びですが、日本国内の場合、すでに何回も指摘してきたとおり、もう工業化の時代が終り、 自分の生き方そのものを「芸術化」する時代に入っています。 これは、個々の日本国民が、自分自身の存在(自分の内側にある光)を確認するために、美と感動を追求する時代であり、モノつくりの生産効率を競う時代ではありません。

 自分が、何のために、今、この地球に、人間として生かされているのか、きちんと理解しようとしない精神では、せっかくのマネーは、人間の心を生かすエネルギーとしては、使われないまま、死蔵されるのみです。

 麻生財務大臣は、「2%のインフレは難しい」と言い出しました。

日銀の人間に、今、日本で、何が足りないか、 教えてあげたいくらいです。

「自分の生存と尊厳が守れる、お金がかからない暮らし」が見えてきて、初めて、 これまでの貯金を、日本人は使い出すのです。 株価や地価が上っても、それで潤うのはごく一部の人間であり、さらに、生活必需品(ガソリン、小麦など)の物価が上り、それに伴って、各種のサービスも値段が上ってくると、より高額なおカネが必要になってきます。

 こう考えた時、 日本人(特に、高額資産をもつお年寄りたち)は、ますます、カネを使わず溜め込みます。

問題は、この資産価格アップ政策だけでは、民間の退蔵資金は動かず、若者たちに、未来への希望をこの国では、まったく作り出していないことです。 海外に流出するマネーとともに、若者たちは、どんどん海外に出てしまいます。そして、日本国内には、「働かない公務員」=生活保護受給者が、またまた増えてしまいます。

 24日の日曜日、本郷で皆神塾。 以下、案内を再掲します。 

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日時: 2013324 () 14時~16 (その後約1時間程度質疑応答)

場所: 「東京外国語大学本郷サテライト」 3階セミナールーム

東京都文京区本郷2-14-10 113-0033 TEL&FAX:03-5805-3254

最寄り駅等 東京メトロ丸ノ内線: 本郷三丁目駅(M21) 2番出口下車徒歩3

 JR線:御茶ノ水駅 お茶の水橋口下車徒歩7

地図: 会場の地図は →  http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

会費: 3500 ()瓊音倶楽部会員の方は2500円となります。

 講演内容:『クールギャング麻生と、トンボを切ったCIA人類社会は、日本の「羽化」で、大変革する。~

 ロシアに隕石が落ちた後、G20でのファッションがクールだと海外メディアに持ち上げられた麻生副総理(財務大臣)。一方、昨年末に首相に返り咲いて25日にようやく二期目のオバマと面会した安倍晋三。中国を敵視して日米軍事同盟を深めたかったが、晩餐会も開かれなかった。TPPで「アメリカにも〈自動車など〉タッチーな問題がありますよね」と確認しただけで、帰国後、交渉参加を決断した。

 3月からバチカンではベネディクト16世の辞職を受けてコンクラーベが始まっている。聖マラキ予言では、次になる法王が最後であり、そこでキリスト教世界は終わりを迎えるが、キリスト(救世主)とは、一体なんだったのか?< /p>

 民主党政権を強引に終わらせた「世界の意思」は、自民党を復権させ、日本に国家の枠を取り戻させたが、実は、日本の「国家の核」に、大変革の指令が出ている。

ブレトンウッズ会議以来、米ドルは世界の基軸通貨となったが、そのアメリカを存続させるためには、戦争屋を抑え、東アジア経済を機能させ、しかも、これまでの文明のツケである環境問題と格差問題に着実に解決策を見出さないといけない。

「デフレ脱却には何でもする」という日銀の黒田新総裁には、東アジアの平和な発展には、マネーとカミの関係も含め、新しい指導原理が不可欠で、それがどこから出てくるか。

 日本が明治維新後、中央集権を進めるとき、学んだのはバチカンの「神の概念」だった。イエスキリストを至上の高みに置き、ローマ法王がその代理人なって権威と権限を強大化した。これを新政府では、天皇を伊勢の皇祖神アマテラスのアラヒトカミと位置づけ、大臣や官僚たちはその輔弼をするとして「アラヒトカミの代理人」になった。国家がマネーを発行して利権が生まれる時、その制度設計をする官僚たちは、自らの無謬性をここに求めた。これが311以後の現在でも、いまだに引きずり、日本の繁栄を妨げている。

 式年遷宮の年は、国家権力や宗教上の権威の実態が公開される。覆いが取り払われ、国民は、全てのイノチを生み出した「実在のカミ」を、誰も認識する。人類が「国家」や「宗教」を超えて繁栄する、新しい精神基盤を生み出すために、日本は大きな試練に突入した。

 連絡先: 株式会社K2 室伏昭昌

事務所: 03-3548-1025 携帯: 090-5804-5078    FAX 03-3548-1026

E-mail akimasa-murofushi@jcom.home.ne.jp

注意:会場の席に限りがございます。 事前にお申し込みいただけたら、幸いです。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。