12月12日(日)、ジャパネスクの案内です。前日に、大阪高津宮で真砂さんのコンサート。

おはようございます。
1) 今日、米韓合同演習が始まる予定です。 
 実際に、どの程度の火器が使われるのでしょう。
 北朝鮮の軍事指揮系統が壊れているという指摘もありますが、国家そのものが消滅することを
喜んで受け入れる軍人がいるでしょうか? 今、北朝鮮はきわめて冷静になっているはずです。
それ以上に、頭を悩ませているのは中国です。
今回、アメリカ海軍の主力艦隊が黄海まで来たのは、中国が今年になって、日本の尖閣諸島を取り
に来たことに対する報復の意味もあるでしょう。
日本は、アメリカにとって、「カネのなる木」として取り込んだ『特別行政自治区』です。
今、中国を追い込んで行くのが、狙いです。
米中間で、水面下で、おおきな駆け引きが行われているはずです。
2)再来週、関西で、今年最後の、ジャパネスク研究会です。
 その前の、11日(土)に大阪に入ります。
 この日の夕刻6時、谷町九丁目の「高津宮」(仁徳の都跡)で、真砂さんのコンサートがあります。
 ビジョンヨガの関西グループの、年に一回の特別イベントです。
 多くの人に、聞いてもらいたいですね。

3) 12日(日)は、既報どおり、遊子庵で、ジャパネスクです。
 http://web.mac.com/mitakue/iWeb/Site/1A645EB6-3687-4152-BA5E-78FEFC436023.html
  今回は、スサノオの話になります。
  この人物には、ユーラシアの多くの英雄、
   さらに、 日本列島では、
  崇神、応神、継体、太子、天武 が、いろんな形で投影しています。
  記紀の神代編を読むとき、705年に持統天皇(鵜野讃良)が死んだ後の、日本列島内の
  政治情勢をきちんと、見極める必要があります。 
  その直後に大陸では武則天もなくなりますが、 翌年の706になると、そのときの
  絶対権力者だった藤原不比等は、光明子を生んだ最後の妻の犬養三千代に、文武天皇から
  「橘」姓を与えさせています。
 記紀が、本格的に書かれだすのは、このあとです。
 どこまでが、事実で、どこまでが創作なのか?
 不比等は、日本列島の権力闘争と、国際情勢とを勘案しながら
 未来の日本人にむけて、このときに、物語をつくりだしているのです。
 12日の案内文から、一部、抜粋します。
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 テーマ :不比等が 「スサノオと神剣」に込めた、天地開闢の智恵と情熱。
 ーーー まず、日本のことを徹底的に知る。
 日本には、三種の神器(八咫鏡、草薙の剣、八尺瓊勾玉) があります。
    ・・・略・・・
  私達はこれまで、古代縄文からの受け継いでいるイノチの響きの感応力こそが、
  今の人類に求められているとして、勾玉に込められたヌナト「瓊音」を浮かび上がらせてきました。
  これをココロに抱いたものは、強く、未来に向けて、自分の世界を作り出していく宿命を持ちます。
  既存の権威が溶解し、混沌きわまる現実に、喜びの世界を自分から打ちを立てるには、
  そのココロに、迷わずに進む、「不動の剣」を立てねば成りません。
  それが、 「スサノオ」 と 「草薙の剣」 に込められている意味です。
  天岩戸神話から、ヤマタノオロチ、ヤマトタケル、そして、 
  大化改新のあと、高句麗の滅亡の年(668)に起きた、熱田神宮の「剣」盗難事件。
  それが、熱田神宮に戻ったのは、持統(鵜野讃良)が即位した年(686)。
  日本の伊勢神宮にアマテラスが誕生する直前、天武(大海人皇子)が大活躍するとき、
  この「剣」は、熱田になかったのです。
  これらは、一体、どんな歴史事実を投影しているのか?
  平安京を開いた桓武朝(百済系)の人間が、一番隠しておきたかった真実がここにあります。
 そして、この真実を知ることが、2010年の現実の国際政治をも変えていきます。
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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。