週末、大阪・京都にいます。12日(日)京都遊子庵ジャパネスク。

こんにちは。  冬至が近づいています。
今朝、わが家の庭に7センチの積雪。 子供たちは小さな雪だるまを作りました。
11日(土)、大阪入り。 夕方、5時30分に高津宮。
12日(日)、京都、ジャパネスク研究会です。
13日(月)は、中山大納言の墓参り。(北白川の乗願寺)。
私は、これまでの国家運営のありかた…中央集権での一律の規則、マネーの収集と分配
(大雑把に言って、「入」税収・国債、「出」公共サービス・公共事業・補助金)を
その哲学から根本的に転換して、小規模自律型運営に切り替えるべしと考えています。
国家は基本的に、外交・国防・治安のみでいいと。
国家をどうするか、これは、私達有権者が意思を揃えることで、いかようにもできます。
政治家は私達の代理人であり、官僚・役人は、決められたことの運用事務担当です。
私達が、国に対し、目先の金をよこせ とのみ言っているうちは、この国は、変わらない。
私達が、この国で、こう生きたい、と明確に自分の意志を固めないと、何も生まれない。
そのとき、自分個人の〔生存、尊厳、アイデンティティ-〕の確保は当然ですが、
それ以外に、人間として生きていくうえで、切っても切れないものがあります。 
 ・・・家族、子供、老後、郷土、仲間。 … イノチのつながりです。
この部分は、これまでの、国家主義と企業優先主義では、いつも置き去りだった。
ここでの問題には、国家や企業を離れた「イノチの共有感」からしか、解答は出てこない。
以下、12日の案内を再掲します。
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 12日 午後2時から5時。 研究会2500円 
    午後6時から9時。 懇親会2000円
 京都ジャパネスク研究会         連絡先 :090 3994 7595 
 テーマ : 不比等が 「スサノオと神剣」に込めた、天地開闢の智恵と情熱。
  日本という国がどういう国なのか? 
  その始まりと、現状の姿を知悉していないと、
  私達はこの国を、本当に作りかえることはできません。
  民主党政権になって判ったことは、いまだに、日本国は囚われの身であり、
  これまでの行政システムの「無駄減らし」の次元すらも、まともに進めない現実です。
  まず、日本のことを徹底的に知る。
  日本には、三種の神器(八咫鏡の鏡、草薙の剣、八尺瓊勾玉) があります。
  鏡は伊勢神宮の内宮にあるとされますが、ほかの二つがどこにあるのか?
  これらの神器を、実際に目にしたものは、一般国民には、いません。
  しかし、この〔鏡、剣、勾玉〕は日本国の成り立ちを示し、また、私達の日本国民の
  民族的性質をも決定しています。
  私達はこれまで、古代縄文からの受け継いでいるイノチの響きの感応力こそが、
  今の人類に求められているとして、勾玉に込められたヌナト「瓊音」を浮かび上がらせ
  てきました。
  これを ココロに抱いたものは、強く未来に向けて、自分の世界を作り出していく宿命を
  持ちます。
  既存の権威が溶解し、混沌きわまる現実に、喜びの世界を自分から打ち立てるには、
  そのココロに、迷わずに進む、「不動の剣」を立てねば成りません。
  それが、 「スサノオ」 と 「草薙の剣」 に込められている意味です。
  天岩戸神話から、ヤマタノオロチ、ヤマトタケル、そして、 
  大化の改新のあと、高句麗の滅亡の年(668)に起きた、熱田神宮の「神剣」盗難事件。
  それが、熱田神宮に戻ったのは、持統(鵜野讃良)が即位した年(686)。
  日本の伊勢神宮にアマテラスが誕生する直前、 天武(大海人皇子)が大活躍するとき、
  この「神剣」は、熱田になかったのです。
  これらは、一体、どんな歴史事実を投影しているのか?
  平安京を開いた桓武朝(百済系)の人間が、一番隠しておきたかった真実がここにあります。
  そして、この真実を知ることが、2010年の現実の国際政治をも変えていきます。
  「神剣」に込められた、ユーラシアの王者達の物語。
  それを知ったあなたの魂はうずき、覚醒し、強く鮮やかな光を放出する・

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。