こんにちは。明日、大阪で皆神塾。
会場は、難波神社です。 ここの祭神は、仁徳(オオサザキ)。大阪の高津に都を造った人物です。
その父親とされているのが、応神(ホンダワケ)ですが、宇佐神宮の祭神です。 この人物は、伝承では、福岡の宇美で生まれ、武内宿禰に連れられて瀬戸内海を東征し、宇治から敦賀に行き、さらに、木幡で、 矢河枝日売(やがわえひめ)を娶ったあと、宇治に都を造っています。
ホンダワケは実在の人物なのですが、この宇佐の「神威」が、以後の日本の天皇の権威となりました。
伊勢のアマテラスが主役になるのは、明治になってから後でした。 アマテラスは果たして実在の人物か?
応神(ホンダワケ)を八幡の神としだしたのは、欽明のときで、さらに、欽明の息子の敏達のときの574年に、聖徳太子になる、ウマヤドが橘寺で生まれたことになっているのですが、ここでは、間違いなく、イエス伝承が、大和朝廷の中で理解されています。
さて、今朝は、イエスのことを知ろうとして、もう一度、「ダビンチ・コード」を見ていました。
2004年に公開された映画で、イエスは神ではなく、実在の人間で、その血脈がいまも続いているとする内容に、当時は、大変な物議を呼びました。(この映画の中に出てくるテンプル騎士団は、18世紀には、そのままフリーメーソンになったのです。)
また、この2004年には日本では女系天皇を認めようとする皇室典範の改正の動きがあり、日本の全神社界が反発する事態になりました。 そもそも、神武の血ってあるのか?これが、私の歴史研究の一つのテーマでした。
この2000年間、世界史を引っ張ってきたのはバチカンですが、いまでは、アルゼンチンのフランチェスコが法王になり、完全に、変わりだしています。イエズス会の悪魔たちが、どんどん、消えています。
では、2014年の日本はどうなのでしょう。
記紀神話では、高天原の神さまの世界から、ニニギが日本列島に「天孫降臨」して、 そのひ孫に、4人兄弟がいて、その末っ子が、カムヤマトイワレビコ(神武)で、ここから、統治が始まったというのですが、 さて、その神武は実在か? その血脈が、今も、天皇家に流れているのか? こうしたことを、きちんと、話さないといけないのです。その上で、天皇をどう位置づけるか?
特に、大国主と、初代の神武の関係は? なぜ、古事記では、「ハツクニシラス」が二人居るのか?
明日は、今、進行している文明転換(世界権力の変換)の話が中心ですが、こういった点にも、触れてみます。
そのとき、イエス、アレキサンダー、始皇帝などの生涯は、きちんと、抑えておきましょう。
ネットに、「ダビンチ・コード」があがっていました。
まだ、ご覧になっていなかった方は必ず、見てください。 すでに見た方も、バチカンの信仰がどのようにしてできたのか、を確かめるには、最適です。
映画「ダビンチ・コード」