地球の「大浄化」時代は真実隠蔽の人間世界には不正と悪魔が躍り出る。何を捨て、何が生かすか。とにかくご健勝であれ。

こんにちは。
二つの台風(15号、19号)と豪雨。この中で、令和の即位式。
そして、ラグビー。さらに、ISISの壊滅。

親しくしていた首都圏の仲間とその親族の家も被害。
これほどの被害だと、昨年からカウントすると友人親戚を合わせて、無傷という人は誰もいないのではないでしょうか?

千曲川は、中野市にも流れ、多くの被害が出ています。
ここで今、ボランティアを募集していたのですが、「きちんと登録して」と呼び掛けています。
これが何を意味しているか、分かりますか?
火事場泥棒ならぬ、災害ドロボウがいるというのです。
手伝うふりして、金目の物を盗んで帰っていく者もいると。
どうも、そうした人間は個人ではなく、携帯で連絡を取り合っているとも。
東北地方では、まだまだボランティアが足りないと言いますが、現場に行くには、交通費も食費もかかります。巨大人口を抱える首都圏でも、屋根が飛んだり、床上浸水で、それどころではない人が多い。
もう、今回の事態は、これまでの災害とは、まったく次元が違うものとして捉えるしかなく、これが、来年以降も常態化する。これが「ニューノーマル」だと、もう覚悟するしかありません。

国家の統治体制(行政の枠組み)も、マネーの流し方も、なにより権力機構のありかたも、すべて組み替える段階に来ています。
どういった姿がベストで、そこまで、どのような手順で移行すべきか? この検討も必要です。
日本の場合、気象面の「ニューノーマル」に加え、フクイチの放射能問題があるのです。
大量に抱え込んだ外国人労働者は、生存次元の問題が降りかかれば、どうなるのでしょう。
いまだに「アベノミクス成長戦略」や「東京五輪開催」に徹底して拘るのが安倍政権を支える既得権益層であり、メディアであり、さらに、「美しい日本」を語る人たちです。

しかし、彼らがどんなに嫌っても、現実は現実です。ファクトが、もう出ているのです。何が真実か、トゥルースか、もう隠しきれないでしょう。
リアルでの対応で、何を最優先すべきか?この点での答えは、出ていますね。
お互いのイノチです。互助です。隣近所でしょう。
ここでは、地球の自然での現実もありますが、人間世界の「現実」もあります。
後者の「現実」を組み替えないといけません。
これまで、DS戦争屋どもが、マネーのために、こちらの「現実」を国家権力までつかって動かしてきたのですが、
さて、いつまでもつか?
トランプを生み出した「Qたち」が、三次大戦になるような戦争屋の動きを止めさせたのは事実ですが、気象まで含めて彼らが主導権を発揮し、個々の国と地域に平穏な統治状態を作るのでしょうか?

私の見方は、「NO」です。
彼らは人間世界のデジタル情報を把握します。そこでは、これまでの人類が常識と考えていた知的理解とは異なる、判断と行動の基準があると思います。
10日に詳しく話しますが、Qたちは、宇宙次元での道徳基準で動いていると思えるからです。

今回の令和の即位式からの3日間で、アメリカのトランプ、ロシアのプーチンの最大の関心事は、シリアの問題でした。ISISを退治し、クルドに安定的な生活の場を作る。
こうすることで、イスラエルでのネタニヤフら戦争屋の息の根を止める。

では、このとき、日本列島では何があったのか? 単に新天皇の即位を祝うパーティーのみか?いいえ、裏では真剣な議論があったはずです。アメリカの占領下という、日本国の統治体の指揮権の扱いについて、何か新機軸となる話があったでしょう。それは、日本列島での王権・天皇の成立と関係するでしょう。
もちろん、単なる明治維新からのものだけではなりません。
大宝律令や大化改新、ウマヤドよりさらに遠く、始皇帝やアレキサンダー、さらに、遡って、バビロンの捕囚、ダビデ王や殷周革命、なにより、なぜ人類は農業を始めたか、という問題にも繋がります。
これは、天と地と人間、人間世界と大宇宙との関係性の再構築の話です。

鳩山由紀夫さんが25日、「共和党」の旗揚げを宣言しました。
 掲げる綱領は、対米独立と東アジアの融和です。
今回の即位式で来日したのが、北京代表の王岐山と、アメリカ・台湾代表のイーレン・チャオ。
この両者は、日清戦争以来の日本国の富の形成を知っています。王岐山は、中国の経済発展を岡田英弘の「ユーラシア史観」でとらえ直した歴史家でもありました。日銀が発行する日本円が金本位制になる切っ掛けになったのが日清戦争で、下関条約で決められた賠償金(銀貨の単位2億テールを、金GOLDで支払う)の入金が、清国の半植民地化を一気に加速したことです。
中国人(北京も台北も、シンガポールやNYの華僑を含くむ)から見て、明治以来の日本国の皇民化をどう評価するか、ですね。

伊藤博文らが創り出した「皇民化」というダイナミズムは、列島民に一体感をもたらしたが、普通の臣民には、思考停止させ同調圧力を加速し、ロボット化させた。そのとき、雲上人の特権階級を作った。このとき、皇国神話というファンタジーが強制された。これは国家大義を語る一部家族の経済的富裕、すなわち「マネー」のために、人間の尊厳を犠牲にさせる論理だった。その出発は、福沢諭吉の外貨のための唐行きさんを出せという思想と、実際に女性たちを運んだ岩崎弥太郎。この部分の徹底的な反省なしには、「菊の御紋」が汚れたままだ。

誰もの心が、平和と幸福とを、無心で願う一個人と繋がるのはいい。大団円には中心が必要だが、その中心は、決して浮き上がってはいけない。中心が浮き上がったら、地上に円は描けない。そして、同じこの地球の上で、夫々の人間が、自分の尊厳をかけて、地球規模の普遍性の中で自分の持ち場を決めて動く。
これは理想でしょうか。

今の日本国の問題は、これまでのやり方の踏襲で、しかも、実際には、現実には何ら意味のないまま、これまでの利権や待遇を守るためだけに、権力やマネーを求め、使いたがる人間が多すぎることです。

<特記情報>
実は、匿名ながら、わざわざ封書で私にこのブログを見てほしい、と二度も照会がありました。
☆Thus Spoke ΑΣΤΛ Ⅱ☆
https://yurasouharu.exblog.jp/
このかたのブログには、シリウスと直結していた古代エジプトと現代人類の関係性を書いているようですが、もっとも言いたかったのは、以下の部分かもしれません。
もし、違っていたら、ご一報ください。090-93705740新井。

☆Thus Spoke ΑΣΤΛ Ⅱ☆ から一部抜粋
その1) 
過去記事の2018年9月5日 第181話「最終結論
④万葉集まんようしゅう」で、古代日本国の『万葉集』を紹介したが、その中に以下のような歌がある。
(2019年8月24日、TBSテレビ『世界ふしぎ発見』で、同じ歌を紹介していたが、本記事の下書きは2019年7月中にしておいたものである。)
表記:「銀も金も玉も何せむに 勝れる宝 子に及かめやも」 山上憶良 作
読み:「しろかねも くがねもたまも なにせむに まされるたから こにしかめやも」
口語訳:「銀も金も宝石も、どうして、それらより優れている子ども(という宝)に、宝として及ぶだろうか。いや及ぶまい。」
意訳:「子供という宝に、銀も金も宝石も及びはしない。」
(AD700年代における、原日本人のこの感性を知れ。子供は食い物じゃあないんだよ、分かってんのか、えー、HRC!)
この中で「銀、ぎん、ghin、silver」のことを「しろかね、silokane」と言っている。
この「しろ、silo」がsilk、silver」の「sil」と同じものであるということである。

その2)
ケツァルコアトルは、創造的な光ないしはエネルギーそのもの
定められた時期がくると作動するスイッチか、または意識を進化させるために放出される何らかのエネルギーのようなもの
「Cosmic Light(宇宙の光)」とか「Divine Light(神の光)」
には、非常に興味を持った。これは、
第110話「ギリシャ神話」の「プロメテウスの天上の火(divine fire)」及び
第138話「PROPHESY 予言」の1944年ペーター・デューノフの予言の
「誰もが間もなく聖なる天上の火に服従させられるだろう、(everybody will soon be subjugated to divine Fire)
と通じるものがあると感じた。

正直、難解です。
エジプトでの叡智が如何にして、いつ、どのルートで日本列島に入ったのか?ポイントは、アレキサンダーによるエフェソ神殿の消失、そのあと、多くの聖人たちがエジプトのアレクサンドリアの地にあつまり、BC4世紀の終わりには、きっと列島にまで一部の人間が来たと考えていますが。それが、一つは、犬養、そして、忌部(ここから大伴がでる)

私のことを言えば、今年冬至12月22日には、なんとしても朝焼けの中に輝く、シリウスと交信したい。
そのあと、この冬至の日に、何らかの音楽会でも開いて、みんなで仲良く演奏や合唱ができれば最高です。

追記:あと訂正です。
法王フランシスコの来日スケジュールが以下のようになったようです。https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019102400004.html
11月23日来日、長崎。24日広島、25日東京。
私は、23,24日白馬会議におりますが。

私の主張; 
天空と繋がるなら、自分と天との間に、認識での蓋をしてはだめでしょ。
それが、スメラミコトでも、キリストでも、ブッダでも。
まして、地上の人間個人を神格化するほど愚かなことはない。
ただし、先達はいるから、いろいろ学べはいい。全ては実態、実存だ。
 自分で、直接つながりましょう。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。