ワクワクする話じゃないけど、読むべし。「ワ・・・問題研究会」設立での記者会見内容;「最終的には、数十億人の命が危険にさらされる可能性がある」

In Deep

一般社団法人「ワクチン問題研究会」設立記者会見での福島雅典 京都大学名誉教授の発言より

In Deepさんのサイトより
https://indeep.jp/vaccine-issue-study-group-0907/
<転載開始>

9月7日に、京都大学名誉教授の福島雅典氏が代表理事をつとめる一般社団法人「ワクチン問題研究会」設立の記者会見が行われました。

福島名誉教授は、昨年も、ワクチン評価委員会でご自身の意見を厚労省の担当部局の人びとに対して述べたことがあります。以下の記事でその全文をご紹介しています。

(記事)「最終的には、数十億人の命が危険にさらされる可能性がある」:福島雅典京都大学名誉教授の会議での全発言を記録させていただきました
In Deep 2022年12月7日

今回も、福島名誉教授の会見での言葉をできるだけ文字にしておきたいと思いました。

理由としては、いろいろとあるのですが、まあ最近のご時世では、動画というのは「突然消える、消される」運命にある場合も多く、どこかには残されていてもわからないままの場合が多いです。

それと、もうひとつの理由は、この記者会見はツイッター等の SNS などでも取り上げられているのですが、福島名誉教授が会見の中で口にした、

「生物兵器」

という言葉が妙にクローズアップされていたり(あくまで比喩として使っています)、あるいは、福島名誉教授が会見を開いた目的の中心は、「ワクチン後遺症に苦しんでいる人たちの治療法の開発」というところにあります。

同時に、現在の日本の隠蔽体質をどうにかしないと、これは日本という国家の危機となる、と述べていまして、そのことを最も憂いていました。

興味深いのは、福島名誉教授は、今の状況と「太平洋戦争時の状況」と重ね合わせるような発言もしていて、

「今のままで、戦中のような社会になってしまう」

という危機感を強く述べられていました。

以下が「ワクチン問題研究会」のロゴだそうです。1本鎖RNAに斜線が引かれていますので、mRNAテクノロジー全体に反対する会という認識でいいのでしょうか。

会見自体の時間は長いものではないですが、文字にしますと、結構長いですので、そろそろ始めたいと思います。

同研究会には、理事として、東京理科大学名誉教授の村上康文氏が参列されてらっしゃいます。

(参考記事)東京理科大学の村上康文名誉教授と、イタリア分子腫瘍学研究所の荒川央博士の「ワクチンの DNA 汚染をめぐる対談」から要点のピックアップ
In Deep 2023年4月23日

なお、この記者会見について報じたメジャーな報道媒体は、宮城県の河北新報くらいだったと思われます。以下の報道です。

(報道)コロナワクチン、接種後の不調救済へ研究会 有志医師や学識者、診断基準の策定や治療法確立目指す
河北新報 2023年9月8日

ここから会見の内容です。

一般社団法人「ワクチン問題研究会」設立記者会見での福島雅典 京都大学名誉教授の発言

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ワクチン問題研究会の代表理事を務めている福島でございます。

本日はお忙しいところ、ご参集くださいまして、まことにありがとうございます。

最近はですね、マスコミの方に訴えても、全然話を聞いてもらえなかったり、警察に訴えても、門前払いだったりという話でおおごとになっている事例がいくつかあります。

我々はこういう風潮について、非常に深刻な危機感を抱いています。

まず、私は、礼儀として申し上げないといけないと思うのは、今回の COVID によって亡くなられた方々のご遺族、そして、ワクチンによって亡くなられた方々のご遺族、そして、現在、コロナあるいはワクチンの被害によって闘病されている方々に心からお見舞いの言葉を申し上げたいと思います。

記者会見を今から始めるにあたりまして、なぜ、このような記者会見をしなければならなかったのか。普通は、学会を設立しました、として記者会見を開くような大げさなことはしないですよ。

しかし、申し上げましたように、深刻な危機です。

私は、日本をダメな国にしたくない。

これは深刻に、医師として、また科学者として、とてつもない危機に直面している、あるいは危機が始まっているんです。

そして何よりも、マスコミが聞いてくれない。

聞いてくれていれば、こんなことにはならなかったはずだと。

何十年も先のね、われわれの国に(こういうことを)絶対に残したくないという決意を持っています。

今、深刻な危機にあると思います。

民主主義の危機ですよ。

知る権利がとことん踏みにじられている。

これは、憲法で保障されている幸福追求権、生存権を、正面から無視し続けているという政府の態度ですよ。

絶対に許せないと思います。

これを深刻に受け止めて、真剣に対峙しないといけないと思っているわけです。

 

まず、設立に至った背景と目的について、簡単にお話します。

今、申し上げたように、私たちは科学者あるいは医師です。今そのレゾンデートル(存在意義)が問われていると思うんですよ。

お手許にお渡しした資料等にある通り、真面目な先生方は症例報告をしているんです。それが何百とあるんですよ。尋常な事態じゃない。こんなこと今までなかった。

これは薬害じゃないんですよ。

まったく不完全な、薬でもないものをバラ撒いて、それでまあ、あえていいましょう、「殺人」ですよ。虐殺が起きたといってもいい。

これは生物兵器によるホロコーストに近いんじゃないですかと。

こういうことですよ。

あえて、そこまで過激なことを言わないと、皆さんは覚醒しないかもしれない何が起きているのかに対して。

きわめて中途半端でいい加減なものが世の中に出回ったんですよ。

何兆円も使ってですよ。

私はそこに、科学者として、医師として、あるいは市民としてのレゾンデートルあるいは存在意義が問われていると真剣に思います。

ワクチン問題研究会のミッション・ステートメントは、これはワクチン接種後症候群これは国際基準で、医薬品の副作用の分類があります。MedDRA といいますが、そこに、ワクチン接種後症候群という用語があります。

今、そのような患者さんたちに適切な治療を真剣に届ける時が来ている。

患者さんたちが、起ち上がって、記者会見をして、医師会もすぐに反応して、「ちゃんと向きあうことにします」と言った。

今頃からでも遅くはない。

「ただち」に、全科学者と全医療者は、この大問題に取り組むべきなんですよ。

何をしなければならないか。それは単純です。診断基準を決めて、検査法を確立して、このワクチン接種後症候群の実態を明らかにすること。

疾患の実態を明らかにする。

そのためには、情報を広く集め、日常治療に利用できるエビデンスを集約して普及する。ガイドラインを作り出して、患者さんたちに、憲法で保障される、いつどこでも、最高水準の医療を受けられるようにする。それがこの国の医療に関しての国是なんですよ。

患者さんが訴えても、「それはあなたの気のせいでしょ」「じゃあ、どっかの病院に行ってください」「うち(の病院)は反ワクではありません」(と言われるだけの現状は)冗談じゃないですよ。医学の放棄、医療の放棄、科学の放棄じゃないですか。

この国をダメな国にしてはならない。

それは、事実を事実として認めることからです。

見ざる言わざる聞かざるでは、人間性の放棄ではないですか。

事実を事実として訴えても、知らんぷり、報道しない。こんなことがあるんですか!

いったい何なのということですよ。

これほど広範な被害が広がっているという、その事実。

医師が日常診療において留意するべき事実が、きちんと伝えられない。

国民の皆さんが知っておくべき事実が伝えられない。

おかしいじゃないですか。

それで、今から、どういう「事実」を……これは私が集めた事実じゃない、厚労省がきちっと公開している事実なんです。

だから、メディアがきちっと捉えて、「何が起きているのか」を咀嚼して、それについてコメントして、ジャーナリズムとしての役割を果たしていただきたいと思うんですよ。

今頃になって、「なんであんな馬鹿げた戦争をしたんだ」とか寝ぼけたことを言ってる場合じゃないんですよ。

民主主義ってのは、国民ひとりひとりが守られなきゃダメなんだ!

それには、真実をありのまま伝えるしかないんです。

この(資料の)4ページ目を見てください。厚労省のホームページから全部これは、728日の集計の「ワクチン接種後死亡の報告」。医者はね、伊達で報告なんてしませんよ。ワクチンとの関係が強く疑われるから報告しているんですよ。

それを、検討会というのを設置して、書面だけでね、審査する。

ふざけるな!ですよ。

やっぱりね、ちゃんとした調査班を作って……原発(事故)が起きた時も、すぐに調査班を作って現地に行ったじゃないですか……現場百回ですよ。

(今は)何やってんだ、ということだ。

そして、(ワクチン接種後死亡の報告が)2076人だと……

どんどん増えてるじゃないかと。

こんなのは計算すれば誰にでもわかる。小学3年生に計算してもらったらいい。2000人死にました。いったい何%でしょうと。

1億人と計算すると、0.002%ですよ。

確実に死ぬんだ、これは!

でも、これは氷山の一角ですよ。

これは「死亡」なんです。

その次にリストが……アウシュビッツでね、ここ(腕)に入れ墨されてナンバリングされてやった(殺された)リストとは違うか……(というと)そのリストと同じじゃないですか、これは。

書面審査だけでね、因果関係がどうこう……因果関係を問うていたら、いつまで経っても始まりませんよ。

薬学生理学の基本中の基本は、問題が起きたら、まずそれは薬のせいだと考えなさいというものだ。これがスタートなんですよ、サイエンス(科学)の。

次に、副反応疑い報告……死亡者 2076件、重篤者 8638件、副反応疑い 36457件。

これね、ほとんどみんな、泣き寝入りです。

これ(副作用等)で会社クビですよ。そんな人たちがたくさんいる。

どうしてくれるのってことでしょ。

次に、健康被害を訴えて、ちゃんと審査を請求した人、これは厚労省に続いた審査の件数です。8667件。しかし、36457件の副作用報告が上がっている。

ほとんどの人が被害届けを出していないんだ。

とんでもない話じゃないですか?

10万分の1だよ。1000人に1人ですよ。

さらにこれ(副作用報告として公表されている数)が、数分の1だとすれば、もっと多いことになる。

会社に、あるいは学校に、あるいは幼稚園に、あるいは大学に、あるいは町内に、ワクチンでおかしくなった人、必ずいますよ。

だけど、みんな目をつむっているじゃないですか。

知らんぷりだよ。

ある大病院の院長が、県の人がワクチン打った後、急におかしくなってて死んじゃったと。それで、この件についてワクチンが原因かもしれないから、調べなきゃいけないと言ったら、県はだんまりですよ。箝口令まで敷かれちゃうんだから。

今、大学で、「これはやっぱりおかしいから報告します」というと、「やめとけ」と圧力がかかる。で、「君は反ワクか」と。これって、おかしいんじゃないかと。

(太平洋戦争中に)こんな戦争には負けると言った途端、「あんたは非国民か」と言われる。それで、憲兵に密告されて刑務所に入れられる。このまま行くと、そういう世の中になりますよ!

 

次に死亡認定件数です。

2076人から、210人が認定されています。

そして、一時金の申請が 741件。(認定されたのは)これの半分で、死亡報告の10分の1ですよ。

みんなほったらかしだ。

国民保護に関して、はっきりと政府に言いたい。国民を捨てるのかと。これは棄民政策に他ならないですよ。

そして、このワクチンによる救済の制度が適用された認定数というのは、もうすでに、過去45年間の他のワクチンによるもの(すべてを)上回っているんですよ。これ自体、尋常じゃない。

そうするとね、「ワクチン打った数が違うでしょ」と言われる。そりゃ(過去のワクチンと比べると)ワクチンを打った数は違いますよ。しかし、その被害の規模、その内容、種類の多彩さ……お手許にお渡ししした資料を見て下さい。ありとあらゆる副反応が起きているんです。

ありとあらゆる、です。

これからさらに「遅延性の毒性」が出てきます。

こういうことに、これから、医師、医療関係者、科学者は向き合っていかなければならない。そのために学会を作って、いろいろな考え、いろいろな事実、情報を結集して、そして、このワクチン接種後症候群の実態を明らかにして……大変です。

でも、できる。

今の科学ならできます。

 

じゃあ、こういうのは日本の特殊事情かというと、そんなことないんです。世界中で起こってる。

だから、論文を調べれば、いくらでも出てきます。ここ(資料)にざっと例を示しました。こんなのはほぼ瞬間的に出てくる(検索される)。別に面倒くさいことをやる必要もない。スマホでやっていただければ、すぐ出てくる。

資料に(検索用)キーワードを乗せていますが、これだけじゃない。さらに個別の重篤な疾患について、たとえば、これによって横紋筋融解(筋肉が壊れてしまう病気)が起きます。

私が意見書を書いた子は、解剖でわかったけど、心臓がグニャグニャになってた。ワクチン打って、5日目に死んじゃった。奥さんが朝行ったら死んでた。

当然のことながら、変死になりますから、警察が来て、大学の法医学教室に運んで解剖をしたと。

だけど(この事例を)国はまだ認めていないんですよ。これを認めたら、つまり「心臓が溶けた」っていうのが、ウソじゃないことになる。「デマに騙されるな」「反ワクに騙されるな」と厚労省は隠蔽しようとしている。

なーにが「薬害を根絶する」だ? いっぺん口に出して言ったんなら、根絶してみろ!と言いたい。

ひとつの薬ですよこれはまあ薬ではないんだけれども……薬によって副作用がこれだけ出て、ありとあらゆる毒性が出てきて、神経から心臓から、自己免疫から、糖尿病から、ありとあらゆるものが出てくる。

こんなこと、金輪際あったことなんてない。

300もの学会報告が出ている。

それに対してその先生方は必死の思いで、教授と、あるいは部長とやり合ったかもしれない。「きみ、そんなもの発表したらクビだよ」みたいな。

そういう脅しもあるんです、現実に。

そういう社会に、日本がなってしまっている。

私はそのことを今日は訴えたいと思います。

 

本当はもっと静かに淡々とやろうと思ってたんだけど……数字を見たら、やっぱり頭にくるよ。

これをなかったことにするのかって話だ。

 

これは薬害ではないです。はっきりと言っていい。

あたかも生物兵器のようなものがバラ撒かれて、そして、たくさんの人が死んだ。

たくさんの人が大変な被害を受けた。今も苦しんでいる。

これからも遅延性の毒性が出てきます。

だから、ありとあらゆる医師、看護師、薬剤師さんたちは患者さんにまずワクチンの接種歴を必ず聞いてください。

これが私たちの第一のメッセージです。

医者にかかった人には、ワクチンの接種歴を必ず聞くこと。

ワクチンと関係がないかどうか疑うこと。

これは医療者の義務だ! 科学者の義務です。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。