順調に体力が回復し、抗原抗体検査、陰性でした。
しばらくは、静かにして、さらなる。体力気力充実につとめます。
昨夕、山本悦男さんから電話があって、私のヌナトチャンネルで知ったといって、
今夜のアジア民族造形学会に、参加申し込みが来ていると。
山本さんから、とても感謝されました。
今夜の食事会&コンサートは、きっといい出会いになるでしょう。
ところで、
古代イスラエル国と、ヘブライ意識と、さらに、日本列島での王権の成立についてです。
私は、人間が人間を統治する、という考えと、
穀物(小麦から稲)生産の大規模発展を進める社会情勢の発生とは、不可分と考えます。
穀物は、耕して得た獲得物は、それを耕した人が口にする量の何十倍から数百倍になります。
刈り取った後の管理と分配、さらに、翌年の収穫の予想・備え(星読み、洪水予測)などで、
大変なノウハウが、集団の中の知恵のあるもの(オサ、指導者に集積されます。
そこで、権力が発生します。
星読みや管理分配の知恵は、世襲され、さらに、金属の普及は、さらに、権力の在り方、強さを
固めることになります。
日本列島に、大量の穀物生産、それは、間違いなく稲(水稲)が入ってからですが、
3000年前の殷周革命時に、稲作の技術は、列島の九州、それは、佐賀県の菜畑遺跡にはいったのでしょう。
しかし、その時にすぐに、王権が生まれたか?
それとは別に、列島に、王権を作り出そうという意思が、入った時期があったはず。
私は、それを、「ヘブライ第一接触」と呼びますが、
それは、アレクサンダーの死(BC323)の後だと思います。
すでに、ユーラシア大陸の東の果てに、孔子が憧れていた世界が、島国の中に広がっていると、
天山越えを果たせなかったアレクサンダーが、インドのポラスとの戦いのあとに、
ゴータマシッダールタの孫弟子から聞き及んでいたでしょう。
その孫弟子と、アレクサンダーの会話。
あるいは、実際に、天山を越えて、さきに中国大陸にに入っていたものには。
古代イスラエルが、南北に分裂の直後にも、ユダ族の一部が、甘粛に入り、
初期の秦の部族を構成してたでしょうが、彼らは、まだ、日本列島のことも
その島国が、もつ、命と覚醒の次元の意味のことはまだ分かっていなかったでしょう。
しかし、大陸を統一したのは、ユダ族の嬴政は、山東半島の威海で、その生みの先にある世界のことを
特別に感じていました。それが、今に伝わる史跡の「天尽頭」です・