「日本の空港の通関・イミグレーションの態度が3年前と全然違う。」東アジア一体化の新時代。

久しぶりに、商社時代の上司の奥様(中国人)から電話があって、掲題ような感想。
私は、平成時代になる前にサラリーマンをやめているので、もう30年。
彼女曰く、今いろんなところから要請があって、日本企業と組みたいと。ジャパニーズスタンダードを持ち込めば、大陸内で集客.購買が増える。これがどうも大陸のみならず中国語圏17億人の共通認識になっているようです。(中国の場合、裏に習近平政府の指導があるかも。アセアンも含めれば30億の共通認識)

新井さん、ビジネスの世界にもどらない? と。
お誘いはわかるけど、自分には、やんなきゃならない仕事がある。

北京生まれでご主人がなくなって3年。欧米・台湾の友人宅を回っていたが日本に戻り、今度は日本の田舎に一軒家を買いたいといます。
今朝NHKニュースで大阪西成の中華街構想を取り上げていました。私も「動物園前」駅商店街の安ホテルに二年前に泊まったことがあります。

一方、東京五輪インチキ需要で沸騰した不動産バブルはもう終わり。夜のNHKニュースは首都圏の詐欺の新手口を紹介。もう強盗そのもの。なんか今の日本列島、特に東京は腐敗臭がいっぱいで、破壊の軋みが聞こえてくる。

土曜日「ダジャレの誰かさん」から電話。「もうもたない、日本を出た方がいい、と真顔でいわれた。マレーシアに船を用意しているので逃げようと誘われた。新井さんどうする?」。なんだあ? 映画『2012』みたいなことを銀座界隈ではまたまた話されているのか。あそこは、大金を手にしたワルドモが優越感を味わうの虚飾の巣。詐欺のネタかもしれない。
あの映画では、高さ5千メートルの大津波が起きてハワイ・日本列島を飲み込み、生き残るのはチベットのみだった。劇中、逃げるための船の名が【ノア】で、アメリカ企業と中国政府が極秘に建造していたという設定だった。
そんな事態が来るのか?南海トラフ・富士山噴火・首都直下地震はいずれ来るが、それが東京五輪の前なのか? 連動して起きたとして、どれだけの規模の、どんな災害になってくるのか?
私は、自分が生まれたここ信州中野にいる。標高400M。野菜・果物の産地。いい水も温泉もすぐ近くにある。まじめな農家も多い。私は、田舎に「サンクチャアリー」。こっちに未来をつくります。

で、本分の「日本」研究ですが、日本列島に、いつ「ヤマト」という言葉と概念が入ってきたか、ようやく見えてきた。中大兄が入鹿を殺害した後、皇極が降りて孝徳になった時、「国の博士」に選ばれたのが高向玄理と旻。両者の共通点を調べると、二人とも曹操の血を引いていることが分かった。前者は曹丕からの、後者は曹植からのの子孫。応神時代に阿智王(後漢霊帝の子孫)などと一緒に列島に入っている。
3~7世紀の列島の知識人はほとんど大陸系統の人間。彼らは何を神聖な「正統」としたか、です。

いいね 0

講演会に参加しませんか?

講演会(皆神塾)を毎月開催しております。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野についてお話します。
Youtubeやブログで新井を知ったという初めての方でも大歓迎です。最新の講演会については下記バナーよりお申し込みください。


ぬなとショップおすすめ商品

『瓊音倶楽部』『皆神塾』のご案内

何のために、私たちはこの世に存在するのか?
この問いは、6000年前に文明が始まった時から続いています。
瓊音倶楽部では、この問いに対して、人体(機能)と心(魂)からなる「人間」を見つめます。
人類は、文明を生み出しましたが、それによって生きている人間の喜びが、つぶされては意味がありません。
どんなに喜び、生きるのか?私たちは、皆さんと一緒になって考えていきます。(注)「瓊音」とは、全てのイノチのヒビキのことです。

『皆神塾』:文明アナリスト・新井信介を中心に、隔月で開催する勉強会です。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野の問題を解き明かしていきます。

(注)『皆神塾』は隔月で開催しており、講演内容はDVDに収録して販売しております。
詳細については「瓊音ショップ」をご覧ください。

『瓊音倶楽部』:会員制(有料)で、毎月1回情報誌をお届けしています。
「皆神塾」や「ブログ」などでは、お伝えできないようなオフレコ情を含めて、「明確で強いメッセージ」を会員限定でお届けしています。

また、月次でレポートをお届けするだけではなく、様々な特典がございます。詳細については、以下の「瓊音倶楽部のご案内」(PDFファイル)をご覧ください。
》瓊音倶楽部のご案内(PDFファイル)

「皆神塾」「瓊音倶楽部」についてご興味のある方、ご不明な点がございましたら、下記問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
》お問い合わせ

この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。