神聖不可侵な国家主権者が人間になって「無条件降伏」を言い出した日が終戦記念日。なぜ敗戦記念日と言わない?全ての国家資源を戦争に動員し、それが破たんしても何の反省・総括もない阿呆・無責任の塊はアメリカの都合で生かされ、「経済」追及一辺倒の体制に。悲劇に遭いながら国家(権力構造)と自分の関係を考えず、ただただ汗かくだけの日本人。もう卒業せよ!

こんにちは。
74年前のこの日を、私の母は、「戦争が終わった、というより、戦争狂から解放された、ほっとした」と言いました。もう、憲兵隊に怒鳴られることもなく、無理しないでいいのだ、と。

そして、9月にはマッカーサーが来ます。
日本の全メディアが、方向転換します。
日本語言論は、戦前も、戦後も、ずっとコントロール下にありました。
特に、予算を握り、国民をどう仕向けるか?どんな教育を与えるか?

ここで、一番肝心なことを教えませんでした。

日本列島に、いつ、どのようにして、国家が誕生したのか?
どんな形の王権が、どこで、発生したのか?
戦前の皇国史観では、カムヤマトイワレビコ(神武)は実在でした。
4人兄弟の末っ子で、その父がウガヤフキアエズ。母が、玉依姫。

本来なら、王権の発生について、とにかく、実証的にきちんとさせるべきでしたが、なにせ、人間宣言をしたとはいえ、昨日までのアラヒトカミは、そのまま存在し、しかも、マッカーサーに「私の身はどうなっても・・・」と頭を下げた(と伝えられた)。マッカーサーの列島改革は何のためにあったのか?

すでにこのとき、一年以上前にブレトンウッズ会議で、1トロイオンス=35ドル。という金本位制での基軸通貨が決まっていた。しかも日本円については1ドル=360円が決まっていた。
米ドルを発行するFRBにとって、日本国はどんな存在だったのか?
FRBには、1934年から1941年までの7年間に1万5千トン金塊が運び込まれていた。そのゴールドを金本位の基としていたが、そのゴールド自体、一体、どこから来たものだったのか?
表向きには、スイスから運ばれた、というが、これはほんの一部。
スイス自体が永世中立国になったのが、1815年のウィーン会議の時。
そのスイスとバチカンは極めて強い関係があり、バチカンの衛兵はスイスガードと呼ばれる。
バチカンって、なんなの?
495年にキリスト教の五大総主教座の一つ、西の果てにあるローマで、ゲラシウス一世が、自分こそ「三位一体のイエス・キリストの唯一の代理人」と言ってから、1000年以上も、ヨーロッパの王族同士の争いの中で、統治の正当性に「お墨付き」を与える存在として権威を確立し、しかも、免罪符や大聖堂の建設などで、どんどん財産をため込んだ。ルターやカルバン、さらにイギリスにエリザベスが出ると、より先鋭的な布教組織イエズス会を生んだ。
実は、戦前の皇室とバチカンには特別な関係がある。
ピオ11世に注目してください。1936年の226事件の時にローマ法王だった人物です。
一方、今の四谷に上智大学ができたのが1921年で、上智大学の神学部教授はそのままバチカン駐日大使で、当時の昭和天皇の裕仁と、半蔵門をくぐって直接会える存在でした。
国民には、明治以来のこの国の統治体の姿をきちんと知らせないままでしたが、戦後も、ただただ、マネー(GNP信仰)で走らせた。
3S政策。巨人・大鵬・卵焼き。集団就職に、文化住宅。食後のスィーツにリンゴとミカン。そこにバナナ。 月曜日の夜八時には『水戸黄門』。
真相や真実よりも、「お上」が作った教科書をきちんと覚えたら、課題が速く正確にできたら、それで出世できる。待遇がよくなる。それ以外を考えない。
しかし、その結果、この国土がどうなった? 郷土愛や「結」は、どうなった?

まあ、創り直すしかない。
とりあえず、明治からの統治体(権力構造と国家の経営資源)の姿を明確にして。
あと、うちの先祖が天皇をつくった、というイカヅチさんが言っていたけど、明治政府での天皇は、それまでの天皇の修正版だった。
イカヅチの先祖が創り出した「天皇」とは倭国の大王(オオキミ)で第10代の崇神のこと。これがハツクニシラス。三笠宮さんが言っていたように神武は政治的な創作物であって、真のハツクニシラスではない。
じゃあ、神武って何なの? これをはっきりさせないといけないよね。
カムヤマトイワレビコ。 『ヤマト』って、なんなんだ?
実は中国のイリ川には、ヤマトの地籍がある。「雅馬図」。イリも、重要キーワード。
淵蓋蘇文を、なんで、日本書紀は「イリカスミ」と書いたの?

古代からつづく、今が大事。とにかく、この国のことを、もっと真剣に知ろうよ。
曖昧なままでは、何も、変えることができないよ。
MMTを言う前に、この列島にある統治体と、日本円と、その流し方を、きちんと知りましょう。

あと、地政学や安全保障を言うのなら、何といっても、食料とエネルギーの自給が、最優先。今、これがどうなっている?ここに議論を向かわせないチカラは、一体、どこからきているの?
マネーの為に、わざわざ、列島民を騙し苦しめる人間には、どんなことがあっても、従属してはならない。餌をくれる人間のみを最後まで尊敬しつづける、豚には、なるな!
「お上」の本性や実像も確かめず、その権威に認められたと言って、威張り散らす知性は猿知恵そのもの。そんなもの笑い飛ばせ!
真理や本当の幸福は、そんなところには、ないのだから。

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この記事を書いた人

新井信介

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。