天皇を「神聖不可侵」とした明治の薩長政府。裏に「穢れ」思想と王権神授説。戦後アメリカ支配下でも権力層は雲上人意識。「法の下での平等」はなし。まずは明治からの無責任権力を根本から刈り取ろう。

こんにちは、
昨日は、安倍晋三さんがフランスのビアリッツG7に行っていましたが、与党は埼玉県知事選で負けました。

また、日米通商交渉ではアメリかに完全に負けました。中国向けだったはずの大量のトウモロコシを買い付けることになりましたが、牛ぶたのエサ以外に、ポップコーンや生分解性のプラスチックの原料にでも使うのでしょうか?

フランスでは、トランプとジョンソンがいちゃいちゃしてました。フランスのマクロンは抑え込んだし、安倍は俺たちにとってのカモだし、と。

韓国は、戦後の日韓協定での日本の援助資金の裏側を公開しました(これ以下で再度書きます)。

麻生財務大臣の行方が知れません。噂どおり横田基地で拘束されているの?

GSOMIAはたかだか3年前に、日本が主体的に半島の軍事情勢を情報統括できる枠組みでしたが、韓国が外れ、もう機能しません。これで、日本の防衛当局は自らが東アジアの安全保障情報をコントロールすることができなくなりました。つまり、自分から画策することができなくなったのです。
このことを匂わす発言が、今回の日米会談でありました。
トランプ曰く「金正恩が言っていたんだけど、韓国は戦争ごっこをしたがって困るんだと」。これ文在演の意志を言ったものではありません。横田主導の、日本・韓国・北で連なる画策部隊が、もう、トランプと金正恩とでは、意味がない、使えなくなっていることを、言っています。安倍にわざわざ言ったのは、「シンゾーお前もこの事実をちゃんと知っておかないとだめだぞ」という意味。

それに合わせ、韓国の文さんが、日本の岸内閣時代の韓国への日本の援助資金の闇を暴いています。安倍家の「お友達だけ」で、多額のマネーをくすね取っていたんだろ、これ犯罪だろ、って。
すでに、朴正熙の娘の朴クネが捕まっているのが韓国です。朴の家と親戚付き合いしていたのが安倍家です。さらに、同じ清話会の福田家もそうなのか?三菱はその仲間だけどね。

明治の初めに伊藤博文に命じられて那珂通世が創り出したのが、天皇神話の柱「万世一系」の実在性です。さらに帝国憲法では天皇の存在が「神聖不可侵」な存在となった。これは門閥や官僚エリートが政策を進めるときの金看板となったが、実際の天皇本人は、彼ら国家運営者のお飾り・お題目でしかなかった。しかし、明治にできた特権層は、天皇を「神聖不可侵」なる「存在」に、特に「飾り立てる」ことで、自分たちが雲上人と同等以上になれる、とする意識を強め、それが神話にある「穢れ」の意識とともに根付いてしまったのです。
こうした状況に、ポツダム宣言の受け入れ後、裕仁さんによる「人間宣言」で、マッカーサーに遭って憲法が改定されても、天皇家が抱える名目上の「万世一系」神話と「神聖不可侵」という尊厳は、日本国民の意識の中に残ったままでした。それを、門閥とエリートは払拭しないどころか、自分たちの戦後の経済的な待遇を維持し高める為にそのまま温存です。これをアメリカも利用するし、なにより、半島系の人間にとっては、日本列島に来てからというものこの輪の中に入ることが、「宝の山」の日本から、自分にとっての取り分を合法的に奪取する最高最短の方法でした。
つまり、戦後も、天皇家の「万世一系」はそのままで、天皇を「神聖不可侵」とする意識を列島民に残させたのは、その淵源は明治以来の門閥と官僚エリートですが、それを強化したのは一つはアメリカであり、さらに、1910年の日韓併合以来の李王家に連なる人間たちでした。
 戦後、韓半島で惨たらしい戦争・弾圧が続いたとき、李氏朝鮮時代、最下層だった白丁たちは最初に済州島に逃れ、そこから日本列島に逃れたが、そのとき先に列島に入っている、同じく韓半島の出身者でも、終戦時やそれ以前に列島に入り込んだ人たちを頼ります。彼らは戦争で亡くなった日本人の国籍をもらい受けたり、占領軍GHQの下で働いたり、そこでコネを得て、戦後の都市部でいち早くバラックを立てて自分の居住地として法的に確定させたり、闇市を開いたり、飴などの菓子売りをしたり、さらに、歌謡・スポーツ・相撲など娯楽を商売にしたり、極め付きは、新たにできた大衆洗脳メディアであるテレビの、その周辺で、食い扶持を作り出しました。彼らには列島内に郷里や田舎がないのですから、つねに時の権力者に気に入られようと必死でした。また、戦中の場合、皇国の軍事の必要と言って、半島出身者を当時の軍部と財界が過酷な扱いをしてしまったのは事実です。それゆえ、終戦時には例えば熱海で大暴動が起たりもしました。また戦後、進駐軍の統治が進む中、労働争議が全国的に燃え上がると、日本の警察権力は任侠を語った闇の組織に応援を求め、そこに半島系の人間が呼び込まれました。その結果、西の柳川次郎、東の町井久之といったその世界の実力者が生まれてしまったのです。他にも半島出身者の猛者はたくさんいたでしょう。彼らを上手に使って、戦後日本の急いだ戦後復興を進めたのが「金融ワンワールド」です。その重要人物が昭和天皇、そして、この列島の王権を作り出した一族、イカヅチの金井氏、さらに戦後も雲上人であり続けたいと願う、11皇族や五摂家の末裔たちでした。
 ただ、ここで問題です。今、令和の時代になって、そうした雲上人の身分(典型は、眞子さんを射止めようとしたK君一族の願望)を根底から消し去る力が生まれ出しているのではないか、ということです。
 私が昭和32年の生まれですが、当時の総理大臣は満州国の設計をした、岸信介(のぶすけ)でした。戦後、A級戦犯になって巣鴨プリズンにいたがが、アメリカの戦後支配のために釈放され、自由民主党成立の大立者でした。この頃は、戦後日本の経済復興は軌道に乗り出し、韓国との間で賠償問題になった。このとき、大きな資金が日本から韓国に流れますが、その資金は表は韓国政府との協定ですが、実際はどうだったのか?ここで、とんでもない金額が自民党の政治家、すなわち岸に還流されました。もちろん、韓国の政治家の懐にも入るし、韓国政府は中小企業よりも巨大財閥を作ることを最優先しました。

今、文さんは、何を怒っているのか?
文さんは金さんとともに、トランプとの間で、「わざと戦争を煽りたい人間を終わりにする。韓国の財閥や今のカネモチなど、元は日本の安倍(清話会)たちとつるんで財産を築いた人間が多い。もう、そんな奴らは不要だ。特に半島の平和統一には彼らの日韓間のパイプは邪魔でしかない」との理解なのかもしれません。
それは、ヤラセの緊張つくりを終わりにする意思でもあり、この点でトランプも一緒ではないのか。
しかし日韓のメディアは、まだ、戦争を起こしたい人間、戦争の危機があった方がいい人間など、彼らの手の中に在る。だから、文にすれば、まず安倍一味を駆逐すれば、もう、北の金さんと一緒になって、列島の90%以上の真面目な人間(すぐ横に朝鮮総連)とも同じ地平の上に立って、リアルな平和と繁栄を語ることができる。こう思っているのではないか。

 現状は、トランプ自身が安倍様の日本から宗主国として、とことんマネーを搾り取っていますが、そろそろ干からびてきています。
 マネーに関して、電子マネーとブロックチェーンを使った新しい制度の設計が「金融ワンワールド」の総本山イングランド銀行でも始まっています。
しかし、今の列島の権力体は三権分立と言いながら、雲上人もどきの安倍様に全く手が出せない。彼が絡む事件では、その責任を司法やメディアから不問にさせ、問題自体を消し去ろうとしている。その間、英米ユダヤ華僑などの国際金融団は、ジャブジャブの日銀マネーを使って狡すっからくカネだけを引き抜いていきます。
 このとき、文在寅は韓国大統領として半島の統一を導くためにも、列島にある、画策ばかりで本気の平和作りに無責任な政府(安倍政権)を消滅させる。それ最優先にする。この姿勢をどう後世の人間が評価するか、それは任せる。しかし、自分はこの二つは何としても実現する。こんが感じかな。

半島の南北、さらに中国東北部、そして今の列島の在日の人たち。この人たちが考える、日本国の天皇とは、一体、何なのでしょう?安倍周辺の人間や神道政治連盟・日本会議の人間は、神武天皇の実在を真実といい、その男系男子の血(Y染色体)が日本民族を決定する、という説を今でも真顔で言い続けるが、これをどうみているのだろうか? トランプなどG7首脳や、プーチン、習近平、さらに華僑はどうみているのか?
すでにある権力とその構造が、如何に異様で明らかに不正そのものであっても、それに従うことをやむなしとするのは、地位とマネーという、個人の思惑・保身のみであり、未来を創り出す独立した個人の姿勢ではない。

繰り返しますが、トランプもジョンソンも、とことん安倍を使うでしょう。それは安倍が列島内でオールマイティーで、列島民からどこまでもどこまでも恫喝しながら汗の成果を収奪させ、それを自分たちに届させることが可能だからです。しかし、それにもどこかで区切りが必要で、今、日本国民は埼玉ではNOの意志を示した。

私は、今、ここで怖くなったことがあります。
今、香港のリッチが出国移民を図っていると前回書きました。すでに長江実業のリカシン(李嘉興)は財産の8割近くをヨーロッパに移している。もう、香港のもつ経済的価値、特殊な役割が終わったことを見切ったのでしょう。ウルトラリッチにすれば、巨額マネーをどこでどう保全すればいいか、地球全体を見て考えます。この場合、当然、一部の資産は大陸にも残すでしょう。これは習近平とのパイプは確保しておくという意味です。
 で、彼らは香港から資金を移した先で、そのマネーが一気に増えるチャンスはないか、とも考えます。この場合、日本はどうなのか?今、首都圏の土地、なかでも中央区・千代田区などは最高値でテンパッテいますが、ここでもし、来年のオリンピックを控えた状態で、大災害が起き、一時的に多くの人が被災し、移動を余儀なくする事態になったときどうなるのか?
 しかも、それでも「オリンピックは世界人類の要請だ」として、何としてでも開催するとなった時、どんな事態が出現するのだろうか?アメリカもロシアも中国も助けに来るだろうし、このとき、一時的に急落した地価や株式相場は、底を打った後、急回復することになるかもしれない。利に敏い香港華僑や狡猾なイギリスは、マネーを管理している人間と組んで、何かを企んでいるかもしれない。
とにかく、今の安倍政権は、米ドル(FRB)体制維持を考えるトランプと、新しい枠組みを考えるイングランド銀行の回し者のジョンソンの都合で、維持されているに過ぎない。これは忘れてはならない。
自民が負けた埼玉県知事選の次は、10月に参院の埼玉県補選があり、そして11月中頃に大嘗祭です。
台湾の地震学者が首都圏での大地震発生を予想し、日本天皇に海外退避を建議している。
戦後の日本のワルドモの悪事がどんどんばらされ、その責任が世界から問われだす頃、何でもかんでもワヤクチャにしてしまえ、となる日が、10月にあるかもしれず、とにかく皆さん、準備だけは怠りなく。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。