生産・消費の関係か、自給圏の構築か?

 今日は、手短に。

「私」という、人間個人は、多くの属性があります。

国家にあっては、主権者。そして、20歳以上なら、有権者。

地域社会の構成員。よき隣人。 もちろん、家族があります。

経済の視点で見れば、富を生み出す生産者でもあれば、消費者でもある。

何を生産するか?  あるいは、 何を消費するか? 

これを自分で考えず、「お上」や「既存の枠」に任せて、ただ、労働時間を提供し、売っているものを買う。

これは、自分のことを、全く大切にしていない姿勢です。

すべての消費について、その内容を自分で確認することはできませんが、この点、消費者庁ができました。

一方、自分が、社会に対し、何を生産(提供)しているか? 

これは自分自身の存在証明でもあります。

何であれ、堂々と、世界に誇っていいものです。 そのためのツールもたくさんあります。

多くの消費者から歓迎され、「護りたい」「存続させたい」と思われるような活動をし続ける。

市場経済の中での生き残りは、ここにあります。 「ご贔屓さん」をもつことです。

しかし、もう一つの生き方があります。

自分にとって必要なものを供給してくれる生産者とで、一つの自給圏をつくること。

これは、自給自足の発展型です。

食料とエネルギーが、仲間内で自給しあえれば、これは可能になります。

ITをつかって、その自給圏で生産したものを、外部に発信・提供することで、

この自給圏の輪を拡大することもできます。

これからの「公」は、こうした動きを支援すべき と考えています。

 

講演会に参加しませんか?

講演会(皆神塾)を毎月開催しております。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野についてお話します。
Youtubeやブログで新井を知ったという初めての方でも大歓迎です。最新の講演会については下記バナーよりお申し込みください。


ぬなとショップおすすめ商品

『瓊音倶楽部』『皆神塾』のご案内

何のために、私たちはこの世に存在するのか?
この問いは、6000年前に文明が始まった時から続いています。
瓊音倶楽部では、この問いに対して、人体(機能)と心(魂)からなる「人間」を見つめます。
人類は、文明を生み出しましたが、それによって生きている人間の喜びが、つぶされては意味がありません。
どんなに喜び、生きるのか?私たちは、皆さんと一緒になって考えていきます。(注)「瓊音」とは、全てのイノチのヒビキのことです。

『皆神塾』:文明アナリスト・新井信介を中心に、隔月で開催する勉強会です。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野の問題を解き明かしていきます。

(注)『皆神塾』は隔月で開催しており、講演内容はDVDに収録して販売しております。
詳細については「瓊音ショップ」をご覧ください。

『瓊音倶楽部』:会員制(有料)で、毎月1回情報誌をお届けしています。
「皆神塾」や「ブログ」などでは、お伝えできないようなオフレコ情を含めて、「明確で強いメッセージ」を会員限定でお届けしています。

また、月次でレポートをお届けするだけではなく、様々な特典がございます。詳細については、以下の「瓊音倶楽部のご案内」(PDFファイル)をご覧ください。
》瓊音倶楽部のご案内(PDFファイル)

「皆神塾」「瓊音倶楽部」についてご興味のある方、ご不明な点がございましたら、下記問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
》お問い合わせ

この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。