「王族会議」の一致した意見は、「脱原発」。小泉と細川がタッグ。太郎も入れ。

東京新聞から http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013111290071127.html

「原発ゼロへ共闘 細川・小泉元首相「国民運動を」

細川護熙(もりひろ)元首相(75)は十一日、都内での本紙のインタビューで、安倍政権の原発再稼働路線を「犯罪的な行為だ」と批判し、「原発ゼロ」に向けた活動を国民的な運動に発展させたい考えを示した。講演会などで「原発ゼロ」を主張している小泉純一郎元首相(71)と会談したことを明らかにし「目的を達成するまで、主張し続けていきたい」と述べた。国民的な人気のあった首相経験者二人が立場を鮮明にしたことで、脱原発運動に新たな局面がひらける可能性がある。

 細川氏は、安倍政権の原発推進政策に関して「ごみの捨て場がないのに再稼働しようとするのは、理解できない。原発について、根本から問い直さなければいけない」と強調した。

 「原発ゼロ」を目指す活動について「政局的な連携でない方が広がっていく。幕末も薩長土肥が攘夷(じょうい)で一致した」と、政党レベルではなく、国民運動として発展させていくべきだと訴えた。

 小泉氏とは約一カ月前に会談した。具体的な会談の内容は明らかにしなかったものの、「核廃棄物の最終処分場がないのにもかかわらず、再稼働を進めることに反対なのは、小泉さんと同じだ」と述べた。

 ただ、「政局レベルの話ではない」と、自らの政界復帰や小泉氏と脱原発新党を結成することは否定。「原発ゼロ」を訴えることで連携し、国民運動推進の一翼を担っていく考えを示した。

 細川氏によると、会談は、フィンランドで建設中の核廃棄物最終処分場を視察した話を小泉氏から聞くために申し入れたという。小泉氏は十二日午後、都内の日本記者クラブで講演する。

 細川氏は、安倍晋三首相が九月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、東京電力福島第一原発事故の汚染水漏れ問題について「状況はコントロールされている」と発言したことについても「首相の言葉をどれだけの人が信じたか疑問だ」と批判した。

<ほそかわ・もりひろ> 1938年生まれ。上智大卒。新聞記者を経て参院議員(自民党)、熊本県知事を務めた後、92年に日本新党を結成。93年に衆院議員に当選、首相に就任したが、8カ月で辞任。98年に政界引退し、神奈川県湯河原町を拠点に陶芸、ふすま絵などアーティストとして活躍。

(東京新聞)

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私のコメント: 山本太郎の「直訴」効果は大きいぞ。 王族たちは、戦争屋とちがって、従順で努力家の国民がいないと、自分の優雅な生活が維持できないことを判っています。そして、自分たちの存在意義について、とても長い時間軸のなかで、生きています。

 日本の皇室も含め、本質的に生活に不自由のない人たちであり、ホンモノの「感動」と「芸術」が、大好きな方々です。それには、地上世界に、多くのイノチの輝きが必要なのです。自分たちが過剰にマネーを欲しがった下品さによって、人類社会にとんでもない悪魔をはびこらせてしまったことを、彼らは知っています。今、大反省の時期に入ったのではないか、と(願望を込めて)推察します。

 あとは、世俗の成功者、成金、土地土地のボスたちが、自分の人間としての一生の意味を、どう捉えるかだ。過去からの今と、未来に向けた今に、自分が何を残しているのか、残そうとしてきたのか?出会った人間や仕事で関わった多くのインチに,なにをもたらしてきたのか? この問いかけが襲ってくる。

 「祟り」の思想や 「能」にみる、魂の次元の本当の和解なしに、未来も今も、輝かない。  アクエリアスだ。 

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。