反原発の第三極になるか。嘉田滋賀県知事に期待する。

さきほど、昨日書いた内容を、操作を誤って消してしまいました。

 広瀬隆氏の最新講演内容を、紹介しました。 これは必見です。   

http://www.youtube.com/watch?v=Of5JZDQRRKY&feature=youtu.be

私は、現在の日本の現状を、 悪魔と天使が舞い降りている状態 と捉えています。

 悪魔は、英語で EVIL ですが、 これは、生命を意味する LIVE と反対です。

原発がないと電力がまかなえないと言うのは、大嘘です。 そして、使用済み燃料を無視した議論です。

それよりも、今の9電力体制を、このまま維持することを前提にする議論を、選挙でするのはおかしな話です。

電力を、完全自由化する法案 を作っていい。

そしてなによりも、全てのエネルギーを電気に置き換える必要はないし(地中熱ヒートポンフの普及で、地方に雇用が生まれる)、電気の供給体制でも、各地で独立させながら、

 家庭用  公共用  産業用  で、 それぞれ分けて発電供給する体制にするのがもっともいい。

今、滋賀県知事の嘉田さんに注目が集まっています。これは、「みどり」、「生活」との連携の核になるからです。

嘉田さんには、反原発だけでなく、すぐに、以下2点を表明してもらいたい。

 1  事故を起こした原発の処理は、国が直接行う。 (作業員の給与と健康の確保)

 2  生活保護は、すべて、現物支給(衣食住、家具家電、電力、通信)にする。  これで、「働かない公務員」をなくし、3.6兆円が3分の1程度にまで減額できる。

さて、現在、日本各地では、改革を訴える人間が、

 民主、みんな、維新、生活、みどり、さらに、 この嘉田支持派 と、グチャグチャになっています。

選挙上手の小沢一郎と、嘉田氏を支持する全国の女性たち連携したとき、どこまで議席を獲得するのか?  

16日の投票のあと、一体、どんな政権が誕生するのか? 

最高裁は、その選挙結果を、無効にする法的余地を残しています。その場合、日本で戒厳令が敷かれることになるのか? 

今回、野田は最終的にTPPは、選挙のイシューから外したので、原発問題がにわかに際立ってきます

次の政権が決定する19日~21日に、地震等の災害が起こると、一気に、首都圏での経済活動は縮小します。

原発マフィアは、後退していくことになります。

ps1  : 先週、JR東海の株が空売りされていたようですが、本日は、すでに解消していました

ps2 : 本日、維新の橋下が、福島県の会津で演説。 それに対し、以下の反応

 http://blog.goo.ne.jp/fukushine777/e/b665e3eead170ce36bc2ea93042e9df4?fm=entry_awc

 

・叔母さんの第一声が「あれはダメ」放射能汚染に無関心で、健康被害はないと言っている。なぜ多くの人が避難生活しているか、理解できていない。

・だから、原発は「ルールを作って推進する」になってる。脱原発は、嘘だったみたい。日本維新の会は、「ルールを作って、原発は再稼働していく」という方針

・みんな、演説聞いて、ガッカリしていたよ。期待していた人も少なくなかっただけに、寂しそうに帰っていく人ばかりだった

・橋下徹って、福島では全然人気ないよ。当たり前でしょう。福島県民を見捨てているという態度。
 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。