衆議院が解散。なんでもありの国になった。「セーフティーゾーン」を急げ。

 こんばんは。書き込みが遅れました。

ごちゃごちゃいろんな政党ができていますが、簡潔に。

1) 「一票の格差」 と 「国会の無効」

 解散直前に「0増5減」を通し、選挙区の調整などは間に合わないため、これまでどおりで実施するが、 

 最高裁の判決には, 「国会が意向に沿うように動いている」として、自公民は、問題ないと判断したようです。

 果たして、これで本当に問題ないのか? 最高裁側から、それで、「了解した」との声明はありません。 「司法」が、今回の解散後の選挙結果に、もし、何か気に入らないものがあれば、いつでもその結果に対し、「無効」を言い出せる余地を残しています。 これまで、司法が、直接的に政治判断をした例に、直近では、2年前の尖閣での漁船衝突事故での犯人の送還がありました。 

 今は2年が経ち、あのときよりも国際環境が険悪化しています。野田政権が引き起こした中国との対立は当然ですが、それよりも、むしろ、アメリカの対日姿勢が、より先鋭化していることが問題です。 ここから、日本の司法に圧力がかからないかどうかです。 戦後の日本の司法(最高裁)、さらに地検特捜部は、アメリカの意向に反した政治家を追い落とす判断をしてきました。小沢一郎にいたっては、地検によって罪をでっち上げられたほどでした。

 私が危惧するのは、TPPに関してです。野田ドジョウは、民主党ではTPP公約にし、 さらに、みんなの党も維新も、TPP推進ですが、もし、反TPPの人間が選挙に勝ち、首班指名されそうになったとき、この司法による「無効」が言われる可能性があるのではないか。 そうなった場合、この国の国家権力は、誰が握ることになるのか。 戒厳司令部が考えられるが、そのとき、在日米軍がそれにあたることになるのではないか、ということです。

 TPPは、アメリカだけでなく、「天皇の金塊」資金の権利者である「李氏」の意向でもあります。

 今後の日本国の課題は、外交面では、アメリカの呪縛からの脱却と、東アジアでの経済共同体の確立です。これを、とことん邪魔しているのがアメリカで、紛争の種の、尖閣、竹島、そして、拉致問題に、マッチポンプを仕掛けてきました。それを、どうやって解決していくか。 ここまでを視野に入れて、国の変革を言う政治家がいるでしょうか? しかも、その人間を、今の日本国民は、理解し、支持するでしょうか? 私には、小沢一郎でもものたりません。

 日本には今、福島第一原発の放射能封じ込め と 使用済み核燃料の最終処分 と言う大きな問題があります。これに真剣に取り組むには、組織だった巨大な動員組織が必要で、中国との信頼関係が大前提になりますが、今の政治環境を見ると、まだまだ、そこまでは、辿りつけません。(この部分の説明は、また別の機会に)

 今日から、実質、選挙戦が始まりましたが、これは、まだ、変革のほんの序の口です。

 私が、皆様に言えることは、「セーフティーゾーン」を急げ、 ということのみです。

 国家という統治機能の基盤が、今、極端なまでにぐらついています。そして、日本国と国民統合の象徴である天皇については、南朝復興論まで出ているのが、現状です。

 今、日本全国にある18万の神社のうち、9万社には宮司がいないままの状態です。神社本庁では、これらを放棄するしかない現実が始まっています。明治にできた、伊勢を頂点にする神社界では、その神威が衰弱しきっているのです。私たちは、国家が決めた制度とは関係なく、もう一度、自分が生きている、生かされている現実を深く受け止め、産土(うぶすな)の神や、地湧(ぢゆう)のイノチと、心から向き合う習慣が必要です。

2) こうしたことを踏まえて、選挙告示後の12月8日、 京都で、えびす屋さんの勉強会。

 内容は以下のとおり。 時間は、たっぷりあります。 是非どうぞ。

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  エビス屋さん の講演です。

 問い合わせは、 高橋 さん。 電話080-5305-0358  メール ittan351@ezweb.ne.jp

  時間、 12月8日(日)、 午後1時から6時まで。  会費5000円。

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 テーマ:   「2012クライマックス」から、「式年遷宮の2013」へ。

     ~ 日本と世界の利権ピラミッドの連鎖破裂が始まる ~  
 
    民主党は官僚支配に挑んだが、逆にいいなりになって増税した。 
   自ら批判してきた利権にありついて、「311」の復興予算1兆円を横流しした。
   あまりのさもしさ、はしたなしさに、国民が、どんどん覚醒している。
   
   戦後の日本は、アメリカの覇権構造に組み込まれ、その中に利権ピラミッドがあった。
   誰が、この構造を壊せるのか? マスメディアは既得権の中にあって真実を伝えないが、
   アメリカと検察に狙い撃ちされてきた小沢の「生活第一」が、じわりと支持を集めている。
 
   尖閣の衝突は、日本では放射能を忘れさせ、中国では共産党支配の正当性を揺るがす。
   FRBは「マヤ予言=暗黒の3日間」で世界を脅し、米ドルの通貨発行権を延長させたが、
   軍事縮小と戦争屋の横暴排除が「王族から」求められ、再選オバマの宿題になった。
   日銀と人民銀行が連携すれば、ドル支配は終わる。それゆえに、尖閣を彼らは仕掛けた。    
    
   10月末から日銀は青天井の資金供給に入ったが、資金は企業ともに海外には出て行くが、
   日本国内を活性化させない。日本人は呪縛されたままで、今までの延長しか考えられない。
 
   しかし、放射能被害の実態と、その悲劇的未来がメディアで予告されるとき、全てが変わる
 
   政治が放射能被害と正面から向き合い、子供たちの西日本避難(
移住)を言い出すとき、
   日本人の意識と行動が、劇的に姿を変わる。それは、明治維新以来の工業化の終り。
 
   自民でも民主でもない第三極は、どこが本物になるか?  小沢になるのか?
 
   日本の天皇家も、そのときに、全く新しい使命をもつ。 
   中国・半島との真の和解、そして、世界史の悪魔だった「国際ユダヤ」を、平和に取り込むには、
   シュメール以来の文明と、縄文の霊性を、「セィフティーゾーン」のなかで生かすしかない。
 
   二人で一人の明治天皇によって始まった中央集権の日本。今、それよりもはるかに大きな
   人類史的スケールで、私たちは、皇祖神アマテラスそのものを、再定義するしかない
 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。