財務省は本当に消費税アップに必死。これは円高維持のためだろう。

以下、産経新聞からです。ここにきて、ドジョウとフランケンに、財務省がハッパをかけています。 世界経済が、それほど、ひどい状態なのでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

地方公務員給与の削減促進 交付税、6000億円減額   2012年2月12日(日)08:00

政府が平均8・03%の国家公務員の給与削減に併せ、地方公務員にも同程度の削減を促すため自治体の給与財源にもなっている地方交付税を減額する方針を固めたことが11日、分かった。平成24年度以降、総額約17・4兆円の交付税から最大で年間約6千億円を減額する。ただ、自治労や日教組の支援を受ける民主党内には地方への波及に反対する意見も根強く、調整は難航しそうだ。

 与野党は国家公務員の給与削減について、23年度の人事院勧告分(同0・23%の引き下げ)に加え、東日本大震災の復興財源として2年間、同7・8%カットする方向で協議を進めている。協議の結果、国家公務員の給与引き下げが24年4月から実現すれば、政府は24年度分の地方交付税から減額する方針だ。

 今国会での予算調整が難しい場合、今秋の臨時国会に補正予算案を提出し、年度末までの数カ月分を減額する案も浮上している。25年度分に関しては、当初予算から6千億円程度を減額する計画だ。

 野田佳彦首相は公務員給与削減を消費税増税に向けた「身を切る改革」の目玉としたい意向だが、国家公務員の給与削減で生み出される財源は年間3千億円程度。国と地方の長期債務残高は24年度末には過去最大の約937兆円に上る見通しで、約56万人の国家公務員だけではなく、約234万人に上る地方公務員の給与引き下げも行うことで国民の理解を得たい考えだ。

 岡田克也副総理も7日の記者会見で「地方に行く国のお金も聖域化することがあってはならない」と、地方にも人件費削減への努力を求める考えを示した。

 ただ、民主党最大の支持団体である連合は「地方への波及」に強く反発。民主党内にもこれに同調する意見は根強く、日教組出身の輿石東幹事長もかねて「地方への波及は決めていないし、ましてや義務教育の教員給与に影響するのはありえない」と牽制(けんせい)している。

 さらに、交付税減額で地方のリストラを求めることには、自治体側からの強い反発も予想されるだけに、先行きは不透明だ。

【用語解説】地方交付税

 自治体間の財源の不均衡を調整するため、国が毎年度配分する使途自由の財源。平成23年度は地方全体の歳出82・5兆円のうち人件費は21・3兆円を占め、17・4兆円の交付税が配分された。国と地方の公務員給与の水準はほぼ差がないが、国家公務員給与がカットされると、地方の水準が上回ることがある。その場合、政府は交付税を減額し、開きをなくすようにしてきた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

いいね 0

講演会に参加しませんか?

講演会(皆神塾)を毎月開催しております。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野についてお話します。
Youtubeやブログで新井を知ったという初めての方でも大歓迎です。最新の講演会については下記バナーよりお申し込みください。


ぬなとショップおすすめ商品

『瓊音倶楽部』『皆神塾』のご案内

何のために、私たちはこの世に存在するのか?
この問いは、6000年前に文明が始まった時から続いています。
瓊音倶楽部では、この問いに対して、人体(機能)と心(魂)からなる「人間」を見つめます。
人類は、文明を生み出しましたが、それによって生きている人間の喜びが、つぶされては意味がありません。
どんなに喜び、生きるのか?私たちは、皆さんと一緒になって考えていきます。(注)「瓊音」とは、全てのイノチのヒビキのことです。

『皆神塾』:文明アナリスト・新井信介を中心に、隔月で開催する勉強会です。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野の問題を解き明かしていきます。

(注)『皆神塾』は隔月で開催しており、講演内容はDVDに収録して販売しております。
詳細については「瓊音ショップ」をご覧ください。

『瓊音倶楽部』:会員制(有料)で、毎月1回情報誌をお届けしています。
「皆神塾」や「ブログ」などでは、お伝えできないようなオフレコ情を含めて、「明確で強いメッセージ」を会員限定でお届けしています。

また、月次でレポートをお届けするだけではなく、様々な特典がございます。詳細については、以下の「瓊音倶楽部のご案内」(PDFファイル)をご覧ください。
》瓊音倶楽部のご案内(PDFファイル)

「皆神塾」「瓊音倶楽部」についてご興味のある方、ご不明な点がございましたら、下記問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
》お問い合わせ

この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。