どうも「X-dayプロジェクト」詐欺が横行しているようです。

さきほと、「嫌な予感、変なメール」を書きましたが、そのネタ元が大分はっきりしてきました。

この飄(つむじ風) さん のブログのところにある最後、「音声」でその話がありました。

http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/12/post_dbbf.html

そして、どうして、「国民の金融資産で、国家の財政赤字が相殺できるうちに」なんて判断ができるのか、といろいろ考えていたところ、今年の6月に自民党が、以下のような提言をまとめていました。

http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-047.pdf

これは、国民に財政赤字の現状を周知徹底させ、税金を引き上げることを求める内容ですが、

ここから、終戦後の昭和21年の措置に、考え至ったようです。

そして、「そのときの政令はまだ生きている」としているのですが、 それからの法律で財産権が確定しているから、そんな事態にはならないと、思います。

今回、日本の国家財政を、これまでの税収で賄えないからといって、何ですぐに、国家が国民の財産没収ということになるのでしょう。今、日本国内には、外国人もいれば、合弁企業もあります。

また、海外にも、日本人及び、日本人の会社の資産は多く存在し、この選別をどうするのでしょう。

こうしたことを気にしていたところ、メールの主から

「実は、この情報の発信元は、この X-dayの具体的期日を教えるかわりに、4万円を要求している」と電話がありました。

はは~ん。 これは、やはり、一種の「ふりこみ詐欺」ですね。

きちんと、経済や国内の関連法規を理解していれば、「音声」のような話は、しないはずです。

自民党のレポートをもとにした、詐欺集団の所業ですね。でも、4万円は、おもしろい価格の設定です。

今、国家財政が破綻の際に来ているのは間違いなく、増税の必要性は国民も認識しています。

しかし、国民からすれば、「その前にやることがあるだろ」。 これが、共通認識です。

その上で、この8月のデフォルトをインチキで乗り切ったアメリカからは、 「死なばもろとも」で、野田政権には、アメリカのみならず、日本の「債権の徳政令」要求(支払い免除)が出ているともききます。

 日本国債の場合、日本の金融機関が多くを抱えていますから、そのなかには倒産の事態も出てくるでしょう。

一般国民にとっては、1000万円までの預貯金の保全処理=ペイオフが決まっていますから、この場合は、大口預金者(富裕層)が問題になりますね。そこで、また、海外に持ち出すのでしょうか?

それにしても、これまでの、経済の「枠組み」は、どこかで、変えなければ成りません。

それが今の「民主党」では、できません。財務省は、自分達の権益、そして、官僚達の体制は壊そうとしません。もちろん、これまで手懐けてきた自民党など既成政党は、当然、財務省の手先です。

それに対し、橋下大阪市長の「維新」が、初めて、これに切り込んでいます。

私の見方は、やはり、どこかで、日本の経済は止まる、と考えます。それも、来年の前半以前に。

しかし、これは、おもに、現実の生産活動を伴わない「金融」活動(デリバティブ、やCDSなど与信行為)をとめながら、一方で、国民個人には、あたらに自発的に、自給自足に向けた取り組みをうながす政策が、提供されるのではないか、と考えています。 これは、民主党など、今の政治家たちの判断ではない、次元の話です。

そのときまでに、アメリカは、何とか債務を「帳消し」にするために、日本政府を、手を変え品を変え、強請ります。それが今では、また、皇室まで巻き込まれている、というのが、私の見方。

この点は、一週間後、京都の「えびす屋さん」の勉強会で、しっかり話します。 会場は狭く、人数は30名限定で、残りはあと僅かなようですが。

そのときまでに、また、変化があるかもしれません。 とにかく、毎日、気が抜けない。

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 エビス屋さん。 リアルジャパネスク   連絡先(申込み):  電話075-756-2064(高橋)
 メール shinmachi-ebisuya.2155@ezweb.ne.jp
 
  お申込み頂いた方に、振込先をお知らせします。

<第二回 リアルジャパネスク> 
■日  時:2011年12月10日(土)13時~16時   参加費:5000円  
■テーマ: 日本の奥の院が始動しだした。 「梅」と組んで、自然と一体化する人類社会を日本から取り戻す。
 
8月末に、戦後の人類社会をチカラで主導していた世界権力が、終わりを迎えました。
彼らは、これまで近代化(資本主義化)の裏で、仲間内の利益独占と快適な生活を目指し、自らは常に安全地帯にいて、他のすべての人間の尊厳を奪い、時に、戦争や疾病まで起こし、人口減までもくろんでいましたが、やっと、地球の生命系にいる自分自身の存在に気がつきました。
 
「宇宙~太陽系~地球~人体~微生物(菌類・ウイルス)」
 
この大いなる生命の流れ、「生命循環」を無視して、人間の頭の中で、国家・宗教・通貨を作りだし、自分の支配権・支配領域を争い、ウソをいいながら、イノチを虐げ続けてきたのが、既得権益者です。
 
しかし、今、地球の全ての生命に、普遍的に、平等に、生存の危機が訪れています。
 
 “生命循環に戻れ。”     これが、神の意志であり、宇宙の摂理。

 このとき、日本の縄文とヘブライの科学性を習合させた、古代出雲の感性が復活します。
 それは、音・響きで、すべてと交流した、銅鐸の時代でした。 
 ここに、日本の「和」の本質があります。
 これは、見えざる、死後の世界との融和まで、視野に入れていました(能の世界)。
  戦後の日本国内の既得権は、もう、「詰み」ですが、その抵抗をTPPが破壊します。TPPの中に、シンガポールとブルネイがいることの意味を忘れてはなりません。アメリカ自体が各地でデモ・暴動が始まり、中国のコンクリート・バブルも終わり、今、地球上で、どこから生き生きとした生命力(これは経済力でもある)が沸いてくるのか?

 それは、日本からです。 その秘密と、現実を研究します。
 
地方の復活のみならず、天皇の金塊資金、さらに、がん治療についても、言及します。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。