【3月14日 AFP】 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は13日、
米政府関係者からの情報として、東北地方太平洋沖地震の救援活動を行っている米空母
ロナルド・レーガン(USS Ronald Reagan)のヘリコプターや乗組員が被ばくしたと報じた。
1時間で1か月分の量にあたる放射線を受けたという。
ロナルド・レーガンが救援活動に向かう際、地震後に冷却装置が正常に機能しなかった
原子力発電所から放出された「放射性物質の雲」の中を通過したためとみられる。
この原子力発電所の北約60マイル(約96キロ)を飛行した米軍のヘリコプターも飛行中に
放射性のちりをかぶったため、このちりを洗い流す除染措置が取られた。米軍関係者のなか
に被ばくによる体調不良が認められた人はいなかったという。
この出来事で、原発から放射性物質が風に乗って飛散している事実が示されたと、
ニューヨーク・タイムズは報じている。(c)AFP
海外のニュースから.part2 。米空母ロナルド・レーガンが被爆。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。