チリ地震発生直後に、女川町の高野町議が、大地震発生後の津波による原発事故を警告し、真剣にその対策を求めていた。

2ちゃんに、以下の記事がありました。
 ▼予言されていた今回のメルトダウン。
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 出典 「赤旗」2010年3月1日版。

ここには、真剣に、大地震発生後の津波を原因とする原発事故の危険性を指摘し、
その対策を一刻も早くするように訴えていた、原発のある自治体の議員の声が出ています。
この警告を無視していたのが、政府と東電の人間ということになります。 
・・・・・(以下、一部、抜粋)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
引き波の脅威:
 女川原発1号機は、津波(引き波)によって水位が4メートル低下すると、原子炉の冷却に
必要な水を海から直接取水できない構造です。貯水槽に一定量が貯水されているとはいえ、
原子炉の冷却ができなければ、炉心溶融のような重大事故につながる恐れがあります。
「1960年のチリ地震津波では6メートルほど海面が下がり、町史には海底が見えたと記録
 されている。津波の押し引きが繰り返されて、海底の砂や漂流物が取水口に入ったら、冷却
 水を取るポンプが本当に動くかどうか…」と高野町議。
「原発の安全性を求める福島県連絡会」の代表で、福島第二原発(東京電力)から5キロの
 距離に住む早川篤雄(とくお)さんは、津波が到来する前の正午すぎ、
「福島第一、第二原発に、連絡会のメンバーが心配して電話をしたけれども応答がない。防災
 無線でも原発については何も言っていない。どうなっているのか…」と不安をもらしました。
 経済産業省原子力安全・保安院では今回、原発での津波への備えとして、各原発で野外作業を
 停止することなど確認したとしていますが、原子炉停止などは必要ないという見解です。
改善ないまま:
ー 略 -
(女川町の)高野町議は訴えます。
「津波対策は、原発の盲点になっているように思う。国の安全審査で漂流物や砂の影響を
 試験するなど、真剣にやってほしい。大丈夫、大丈夫ということですまされない」
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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。