民主党の代表選挙がスタートしました。
みなさんは、どちらを支持しますか?
菅さん と 小沢さんの違いは、 前々回に指摘しました。
この国を、どの次元まで、変えようとするか、
これによって、支持する先も、ちがって来るでしょう。
簡単に言えば、補助金や公務員人件費に、誰が手をつけるか、です。
グローバル化している現代では、
すべてを、ドル建てにしてみてみると、いろんなことがわかります。
今、1ドル84円です。
1ドル130円時代に比べて、何もしないのに、ドルベースで3割以上、
割り増しの給料をもらっているのが、公務員と議員たちです。
その点、民間企業(特に中小企業)は、ベースアップもなく、
大企業といえども、ひとたびリストラにあったら、給与水準は、
1000万円前後から、半分以下になります。
私の提案。
今から、1ドル60円になることを想定して、すべての公的経費(サービス)と、
職員・議員の給与体系を見直すこと。
特に、国と地方の公務員。 さらに、 議員の報酬。
この人たちの人件費が、日本の変革の重石になっています。
財政赤字になったら、真っ先に、減らすべきなのは、ここの資金です。
これが、まともな国の運営です。
アメリカのカルフォルニアやハワイを見てください。
給与を減らすか、人員を減らすか。
ここに、メスを入れることのできない国会議員や地方議員は、すべて、ニセモノです。
未来を語る資格は、ないでしょう。
私は、各都道府県、そして市町村の姉妹都市提携をさらにすすめて、
日本の地方にある中小企業が、どんどん、外国企業を買収したり、資本参加し、
徹底的なグローバル化を促すべし、と考えます。
その一方で、
国、都道府県、市町村の公務員は、人数を減らした後、
現地給与で、海外勤務にまわすべき、と考えます。
そこで、各レベルで、日本企業・NPO と 現地企業・NPO の橋渡しを
するだけでなく、 現地の人があこがれる、さまざまな日本文化を、
自らが手本となって、紹介してもらいましょう。
公僕 とはなにか?
「お上」でも、支配者でも、なんでもない。
「公」の意味を、履き違えている人間を、徹底的に叩き直すこと。
ここからしか、日本の再生は、始まりません。
それは、私たち、日本の有権者の責務です。
金がほしければ、 自分のリスクで、働け。
「空きカン」か、「汚ザワ」か?
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。