今日、何人かの友人から、電話がありました。
要点は以下のとおり。
①新井さんは、菅さんを応援したい、といっていますが、
あの消費税の話は、どう考えても、頭が悪い。
財布の中身を絞ったあと、社会福祉でカネを返すといっても、
誰が信用しますか?
②民主党には、アメリカとけんかできる人間が全然、いない。
大学や表のジャーナリズムでは伝えない、実態を知らないから、
本当の現実に会うと、すぐによろめいて、軍門に下ってしまう。
今は、半島問題、BP問題、中国の人民元など、
いくらでも、駆け引きできるのですが、まったく構想力がない。
②民主党の政治家は、サラリーマンにすら成ったことないものばかりで、
生きた経済をしらない。それでいて、自分が一番、賢いとうぬぼれていても、
それは解答のある受験用や、机上の論文の話。
党内で知恵者とされているのが、せいぜい弁護士で、個別の正義や損得は勘定できても、
人間の心理と消費、あるいは、社会参加の動機の核心が判らない。
とても、世界構造に視野が回らない。
で、3人の意見、
>> やはり、選挙後に、小沢一郎が最登板になるのではないですか?
ふぅ~ん。
で、どうするか?
岡田ジャパンと同じです。
まず、自分たちの愚かさを認めること。
そしてなにより、政策も拙いし、運営は何より下手だ、として、
じっくり、と聴く耳を持つことです。
私自身のスタンスは、自分からは、何もしませんが。
それこそ、猫家さんで売っているDVD(ジャパネスク8)を、
しっかり見てもらいたいものです。
これは、お勧めですよ。
実態の経済を本当に知らない人たちなんだ。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。