地球中で、自然の猛威です。
これは、ますます激しくなるでしょう。
地球と太陽、そして、宇宙との関係での現象です。
アイスランドの火山の噴火で、ヨーロッパでは飛行機が飛べません。
日本の桜島、浅間山も活発化です。
中国の青海省では、マグニチュード7.1の地震。
深海にすむ リュウグウノツカイは、世界中で浮き上がっています。
映画「2012」に描かれた世界に近い状態です。
一方、人類の文明は、電子化されたマネーを通じ、世界経済はグローバル化し、
日本式の消費者の個々の要求に応えるきめの細かいサービスが歓迎され、
これを商品の製造や販売に生かしたマーケティングが、どんどん広まります。
ITで、地球上の誰もが、情報の受け手のみならず、送り手にもなります。
どんなプロパガンダでも、ウソ・偽りは、すぐにバレテ、一気に信用をなくしていきます。
その中で、誰もが、地球を舞台に、自分と、しっかりした縁のある人間を選んで、
つながって、生きていきます。
これまでの、地縁、血縁、信仰、国家主義、などとは、違って個人が決めるのです。
個人と個人のつながりが、 距離や、人種、国家 を超えて、
単なる信念でなく、 生き方、あり方の全体性で、広がっていきます。
遠い人とは、 情報 のみになりますが、
すぐ近い人とは、 一緒に、同じ生活空間に生きているという、共通の事実認識
から、 共通の運命の受け入れ に向かいます。
どこに、暮らすか、それは、個人の側からも選べますが、
逆に、個々の地域・地区の側も、 どの人間を仲間に入れるか、
を、選ぶようになります。
嘘つき、詐欺師、破壊工作者、自然を汚すもの、
文化芸術を理解しないもの、
地域の祭りに協力しないもの、
は、嫌われます。
エネルギーと食料を 自給し、 自分の生活を 自立・自律させる。
これを、個人ではむりなら、町内会単位 や 集落単位でおこなう。
グローバル化の先にあるのは、
小規模で完結する、個々の自然風土にあった、暮らしです。
これまでの 国家単位の開発計画とは、まったく別の方向です。
今の、火山も地震も低気圧も、人間に、これまでの
自然を無視した 都市化や工業化 に、猛省を促しているものです。
生命感能力。
日本では、 縄文時代に強まった、感性・能力です。
これを、再確認して、毎日、いきましょう。
4月17日、桜の開花後に積雪7cm。火山も活発。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。