選挙前に、今、進行している事態を理解する参考動画。
いずれも、「天地」の話ではありませんが、 見ておいて損はありません。
株価で資産価値が上っても、賃金が増えない。・・・三橋貴明
https://www.youtube.com/watch?v=sdEA9vZGlRo
日本の家電、ものつくりを崩壊させたもの。 ・・・武田邦彦。
http://takedanet.com/archives/1014633741.html
両者の主張は、かいつまんで言うと、
「一極集中を解消し、新規の需要を作れ。」
これは、一言で言えば、 国の新しい目標の設定であり、
日本列島全体での、 国土の「芸術作品化」 しかありません。
人を動かし、 魅力的な地方を作り出す。 日本中の地方を、世界遺産になるように作り変える。
それには、まず、なんといっても、これまでの工業化の負の部分=「放射能の真実」に向き合わないと。
しかし、今のわが国の首相は、官僚とともに、全く逆。 これが、日本の最高権力者の選挙演説。
どこまで、恥をさらしているか、判らないお坊ちゃま。選挙第一声と、その解説があります。
このブログ主のコメント部分を抜粋。
「福島の、おいしく、物によっては「体にもいいし、健康にもいい」農水産物を、日本中に、世界中に送り出していくべきだと、安倍首相は主張するのである。
要するに、安倍首相は、復興予算によって港を復興し、公営住宅を建設し、常磐道などのインフラ整備をし、雇用を確保し、中小企業対策をして、福島の「おいしく」「体にもよい」農水産物を日本中に世界中に売り出し、観光開発を行うことによって「復興を進めていく」と言いたいのであろう。
確かに、3.11以前ならば、こういうことが「地方振興」のメニューたりえたであろう。それが、真に「地方振興」たりえるかは別として。しかし、福島第一原発事故によって多くの人びとが避難を余儀なくされ、福島第一原発の廃炉処理も除染も進んでいない現状に対し、こういう「地方振興」はどういう意味があるのだろうか。住むこともできず、もし住んだとしても健康上の懸念をもたざるをえない「地方」の振興はどうすればよいのだろうか。そのような地で生産される農水産物を売り広めるということはどういう意味をもつのか。その地を「観光開発」するとはどういうことになるのだろうか。
原発事故をなかったことにはできないし、それを見据えなくては、本当の意味で復興などできはしない。しかしながら、日本社会の多くの人びとは、福島第一原発事故から目を背け、従来の認識枠組で今後もやっていけると思い込もうとしているようにみえる。そして、安倍晋三首相は、よくも悪くも、そういう人びとの代表なのである。」
あと、 これは、やっちゃイカンでしょ。「海外実習生を、原発作業投入」
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/978b7ae89f0302c0cc9315c8b11951fb
放射能に限らず、環境汚染については、それがどんなに惨たらしくても、まずは、徹底的な事実開示しか、未来を創れない。