中国軍部に押されるままに、中国政府は「防空識別圏」の拡大を表明し、世界を驚かせましたが、それならば、それが、実行できるものなら、やってみろ、とアメリカがB52を堂々と、この空域に飛ばしました。
何もできない中国。 これで、大恥です。
で、中国国内で以下の声。ウォールストリートジャーナルからです。・・・・・・・・・・・
<中国のブロガー、米爆撃機の防空識別圏進入で中国政府の弱腰を非難>
米国のB52爆撃機2機が、中国が領有権を主張する尖閣諸島上空付近を飛行したとの報道を受け、中国の人々は中国版ツイッター(マイクロブログ)の「新浪微博」を通じ、怒りをぶちまけている。だが、最も痛烈な批判は、米国の行為よりも、それに自国の軍隊が反応できずにいることに向けられている。
小説家で脚本家でもある北村氏は新浪微博のブログで、「中国が防空識別圏の設定を発表したところ、米国のB52爆撃機が中国の発表を無視してまっすぐ突入してきた」と指摘。「これは中国にとって非常に恥ずべきことだ。しかし、中国はどうするのだろうか。私の思うところ、『まじめに抗議し、交渉を試みる』のだろう」と記した。
米国は26日午前、中国が新たに設けた沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)を含む東シナ海上空の防空識別圏にB52爆撃機2機を送り込んだ。米当局者は、中国が一方的に設けた規定を無視し、この飛行について中国政府に事前通報しなかったことを明らかにした。
米当局者の1人によると、中国軍がB52爆撃機と接触しようとする試みはなかったもよう。国営テレビの27日の報道によると、中国国防省の報道官は、中国には領土を守る能力があると述べた。
公の意見表明が厳しく規制されているなかで発言の場となっている中国の複数のブログサイトでは、至る所に憤りがあふれた。あるブロガーは「仕返しに、彼らの防空識別圏に飛行機を送り込むべきだ!」と書き込んだ。
しかし、米国に対する怒りは、中国政府の無力さに対する不満を裏付けるものともなった。
別のブロガーは「問題は、地上や空域のわが国の防衛に不備があるということだ」とした上で、「われわれは(軍隊)育成のために相当額の税金を支払っている。彼らは国内にいるだけではならない」と続けた。
中国議会の諮問機関メンバーである樊建川氏は「この種の非常識な行為は日本の支援になるとともに、米国が面子を保つことにもつながる」と指摘。「人民解放軍は強く反応しているようには見えない。こうした状況にどのように対処すべきだろうか。賢明さと勇気が必要だ」と述べた。彼は「勇気」と言うに当たり、「血」という文字を含む言葉を使った。
軍事問題の著名コラムニストでもある趙楚(実名:潘家柱)氏は「(米国からの)言葉と行動による即座の反応は、防空識別圏をめぐる中国の決断は冒険主義に基づくもので、その結果、受身で恥ずべき結果が生じている」と批判した。
芸術と文化批評家の呉福来氏は「軍の強硬派がこの状況を生み出し、ちっぽけな日本と戯れることができると考えて、飛行禁止区域を設けた。その結果、米国の爆撃機が飛んできて、強硬派に平手打ちを食らわした」と記した。「こうした強硬派たちのスポークスマンはどこにいるのか?この事態をどのように収拾するのか」
政治的に微妙なコメントなどについてブログを定期的に検閲している中国政府は、27日午前の時点では、そうしたコメントや海外の報道にまだ干渉していないようだ。
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こうした状況でも、中国の軍部は、まだ、攻撃するといい続けるのか?
今の中国政府は、ますます、混乱崩壊に向っています。早く、第二共産党を作るべきですね。
チベット問題、法輪功弾圧もふくめ、江沢民の間違いだった、として、尖閣の領有権主張を取り消すか(この場合、政権が弱体化・ネット言論が強まる)、さもなくば、このまま、大恥の上に、口先だけで突っ張りつづけ、どこかで火器をつかって、米国債を失い、アメリカに対する交渉力を完全に失い、崩壊するのか?
どちらにしても、詰み。
今、中国の民は、深層意識で、新たなフビライの登場を求めているのかな。 いや、軍も政府の人間も、いつも日本のAVを見ながら、自分のサイフを考えるばかりなので、深く先読みができなくなっているのでしょう。
昨年9月に野田首相が尖閣国有化をしたときには、戦争屋の手の中で揉め事を引き起こした、日本の民主党政府を私は非難しましたが、それから一年、中国では習近平になっても国内混乱が続きますが、アメリカでは戦争屋が失脚し、さらにデフォルト危機脱出の場面で、アメリカ政府およびFRBが日本国天皇に世話になり、日本政府に完全に味方することになったので、今回の事態になりました。この裏には、FRB奥座敷の李さんがいるのでしょう。
かつての中国なら、こんなに外交下手ではありませんでした。今、周恩来が天国で嘆いているはずです。もっとも、周恩来は昭和天皇と繋がっていたのですから、戦後賠償も放棄しながら経済建設を勝ち取るなど、外交がうまいのは当然でしたが。
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