これまでの利権死守が最優先。何が恥か、分からない、無責任。日本の官僚たち。

重要なので、挙げておきます。

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<福島汚染水>各国から厳しい指摘 IAEA説明会

毎日新聞 9月17日(火)11時6分配信

<福島汚染水>各国から厳しい指摘 IAEA説明会

16日、日本政府の説明会で福島第1原発の汚染水漏れ問題などに耳を傾ける参加者ら=樋口直樹撮影

 国際原子力機関(IAEA)総会の関連行事として16日夕、ウィーンで開催された日本政府主催の福島第1原発汚染水漏れ問題に関する説明会で、各国の専門家から抜本対策の遅れや規制当局のあり方などを問う厳しい指摘が相次いだ。

 第一義的な責任は東京電力にあると繰り返す日本側の説明からは「政府が責任をもって取り組む」(山本一太科学技術担当相)との意気込みが伝わらず、責任の所在のあいまいさを印象付けた。【ウィーン樋口直樹】

【汚染水問題 深刻化した背景は…】検証・大震災:福島第1原発 汚染水対策、漂流2年半

 説明会には、原子力政策を推進する経済産業省と、同省から独立した原子力規制委員会、廃炉に関する研究開発を行う国際廃炉研究開発機構などの担当者が出席。汚染水漏れの現状と、凍土壁の設置や浄化装置の増設などによる政府主導の解決策について、会場を埋めた100人以上の専門家らに説明した。

 だが、会場からの質問は今後の対策よりもむしろ、汚染水漏れの深刻化を招いた責任を問うものだった。スロベニアの規制当局者は「汚染水問題は原発事故直後から予想できた。なぜ2年以上もたった今まで持続的な解決策を見いだせなかったのか」と、厳しい口調で切り出した。

 これに対し、廃炉機構の担当者は、汚染水の漏えい部分の発見と修理に手間取っている▽原子炉建屋に流れ込む前に地下水をくみ上げて海に放出する計画が漁業関係者らの反対で困難になっている--と説明。

 経産省の担当者が「法的な責任は東京電力にあり、我々はサポーターの立場。東電には資金もアイデアもなく、2年間も良くない状況が続いてしまった」と釈明すると、会場から「責任転嫁ではないか」との失笑が漏れた。 

一方、原子力規制委員会のあり方にも疑問の声が上がった。

2007年に調査団を率いて訪日した仏原発安全当局者は「規制委員会の技術顧問が、問題解決を図るため東京電力にアドバイスするのは、原子力安全の責任分担をあいまいにするものだ」として強い懸念を表明。

規制委員会側は「規制当局は電力事業者と一線を画すべきだが、福島第1原発事故に限り、問題の拡大を防ぐために行っている」と説明した。

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 2年半ほったらかし。それを知っていても何もせず。自分の責任も感じない。これが、日本の官僚たちです。

この間、やっていたことは、これまでの電力体制(地域独占、総括原価方式)を守ることのみ。これがいまでも続いています。

 2年前、経済産業大臣だった海江田は、どうだったのか? 脅されたんだろうね。 原発マフィアに。

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海江田氏、東電の言いなり、2年前に経営破綻の恐れがあるとして遮水壁先送り(9/18 読売新聞)

民主党の海江田代表は18日、東京電力福島第一原発事故の汚染水流出を防ぐ遮水壁を巡り、東電が事故直後の2011年6月、設置を検討しながら経営破綻の恐れがあるなどとして先送りを求めていたと語った。

 海江田氏は当時経済産業相を務めていたが、東電の説明を受け入れ、先送りを容認した。

 国会内で記者団に語った。海江田氏によると、東電は11年6月に遮水壁の設計を検討していたが、同月中旬になって東電の最高幹部(当時)から、費用が1000億円と試算されるとの説明があったほか、「設置費用を債務に計上すれば、破綻の不安を持たれる。6月28日には株主総会もある。今は設置できない」との理由で先送りの要請があった。海江田氏は、「中長期的課題」とすることを条件に、これを受け入れた。

 海江田氏は当時の判断について、「あの時点では間違っていなかった。東電が破綻すれば、被災者への賠償はどうなる、ということを考えねばならない」と述べた。国費を投入しての遮水壁設置についても「『東電に責任を取らせるべきだ』という当時の世論では難しかった」と語った。

 これに関し、同党が18日に開いた対策本部の会合では、当時原発事故担当の首相補佐官だった馬淵澄夫衆院議員が、「東電の武藤栄副社長(当時)から『(遮水壁の設置を)遅滞なく進める
』との話があった」と述べた。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130918-OYT1T00653.htm

全世界に、大恥晒して、しかも、大嘘がバレバレ。国民のイノチや尊厳に無感覚なままで、オリンピックも何もないでしょ。

もう、戒厳令をお願いしたいが、誰が出せる?

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。