すこし、古くなりますが、ホリエモン・ロケット失敗 のニュースが、6月30日、日本中に流れました。
夢への挑戦、しかも、ホリエモン、ときくと、どうも胡散臭く感じてしまうのですが、
もともと、このロケット開発に協力したのは、北海道の町工場の、植松努さんという方です。
この方は、これまでの日本の学校教育、そして、その学歴信仰がもたらす弊害を、身をもって体験し、
じぶんで、その壁に、立ち向かった人物でもあります。
この方の講演が、ビデオで見ることができます。 ご覧下さい。
http://trataberuru.com/
ラオブドア事件で、世界を騒がせ、刑期を終えたホリエモン。
自分の存在をアピールできる事業に、ロケットを選び、クラウドファウンディングで資金を集めた。
宇宙開発関連での部品製造で、実績のある植松氏に、協力を要請し、ロケット発射までこぎつけた。、
もし、今回のロケットで成功すれば、ホリエモンともに、植松さんの存在も、一躍、全国区になったかもしれません
「どうせ無理 は、悪魔の言葉」という、植松さんの生き方が広まると、困ってしまう人間が、この国にはまだ相当数いるようなのです。
私は、今回のロケット発射失敗 に、なにか、謀略の匂いを感じてならないのです。
「お上」でないと、だめなんだ。
こんな、印象操作をしたい人間には、今回の発射「失敗」は、最高に都合のいいものになったはず、と思えるからです。
植松さんは、下町ボブスレーにように、安倍政権になってからの政府支援を受けていませんでした
安倍政権になって、お仲間たちに配られたマネーが、どれもこれも、いい加減な使い方で、何ら成果がでないときに、
政府を全く頼らない、しかも、高学歴でもない町工場のおっちゃんの情熱が、事業を成功させたら、
これは、どんな効果をもたらしたでしょう。
世の中には、「嘘と嫌がらせ なら 任せとけ」というクズもいるようで、彼らは、権力者の周りに、とりつきます。
その存在を権力側が容認し、さらに利用し出すと、私たちの国家の未来が 熔けて、ただれて、消えて行ってしまう。
国家が消える事態になるなら、それはそれでチャンスで、また作り直せばいい。未来は、私たちの心から始まるのだから。