いつも使っていたPCは、今、修理中で、今日はまた別のPCから入れています。
3月に、韓国海軍の哨戒艦が何者かが発したと思われる魚雷で沈没した事件。
一体、この海域にどこの潜水艦が入れるのでしょうか?
単純に、北朝鮮、もしくは、東アジアに緊張を起させたい勢力による仕業なのか?
在日米軍に近い情報通から聞くと、米軍は、自分たちはやっていない、とのことです。
では、一体誰が?
それに、撃沈されるほどだから、韓国の哨戒艦は、一体、何を嗅ぎ付けつけたのか?
今、座間の基地では、多くの食料品や水、その他、どんどん運び込まれ、基地周辺は、
立ち入りが厳しく制限され、臨戦態勢に近い、ともいいます。
一体、どこで、緊張があるのか? やはり、イランか?
しかし、米軍は、イランを、単純にイスラエルを守るために、攻撃するのか?
イランには、アメリカを刺激する、もっと大きな要因があるのではないか?
どうも、今年に入り、中国とイランの間では、
中国がイラン原油の買い付けを 人民元建てで取り進める協議にはいっていて、
イラン側は、それで得られる人民元で、どうも、北朝鮮からの武器(これが、クセモノ)の
購入をすすめる計画だったようです。
> 原油が、米ドル以外の通貨で、売買される。
この事態こそ、戦後のアメリカ覇権が崩壊していく、その現実の始まりです。
この事態は、2000年からのイラクのフセインの時に始まり、これにアメリカは怒りました。
強引に911から、イラン戦争を仕掛け、フセインを排除しました。
このときは、イラク原油を ヨーロッパ向けに ユーロで決済する取引でした。
今回は、人民元。
この人民元が、中国の周辺部や東南アジア以外で、国際貿易で高額が決済されることは、
やっと回復し出した米ドルそのものの信認性を、再び、崩していきかねません。
それは、世界経済全体に、またまた混乱を催す、となれば、ここは、他のG20の国も承知のうえで、
強引な措置・・・すなわち、イラン原油の積み出しができなくなるような事態が発生しかねません。
つまり、湾岸で、緊張が高まる。 小規模な戦争がおきます。
そうなれば、
①原油の人民元決済が中止。
②イスラエルのアメリカに対する不満がやわらぐ。
さらに、
③在日米軍の見直し作業に、一時的なストップが加わる。
もし、五月中に、イランで緊張が高まれば、
現在の普天間基地の移転問題も、すべては、ペンディング(暫時審議中止)になるでしょう。
しかし、そのときでも、アメリカは、イランと本格的な戦争をするつもりはなく、
きちんと、ドルベースの世界経済の中に、留まるように、協議が始まるでしょう。
イランが、もし、その場面で、ドル体制には留まるが、その条件として、
イスラエルに対するアメリカの支援を 拒否させるような交渉が、起こるかもしれません。
どんな、結果になるのか?
5月に緊張があれば、鳩山総理は、命拾いをすることになります。
GW明けに、世界はまた少し変わります。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。