イタリアにいる、岸田外相。今回のアメリカのシリア攻撃支持に、ティラーソンから感謝される。
そりゃそうだ。やらせの化学兵器と、大げさな巡航ミサイル。
すべては、ウダウダで、腰の重い習近平の中国を動かすためと、分かっている。
岸田は、G7加盟国の中で、最も長く外相を勤めていた。
日本の戦争屋の希望の星:安倍晋三の横にいながら、ずっと雌伏していた。
本人は、広島生まれ。宏池会。
で、習近平の方は、既に全く中国国民に人気がないところに、今回はビビリーが分かって、いわば恥さらし。
北朝鮮問題で最も肝心なのは、前回紹介した序列3位の元・江沢民派の張徳江。今は完全に胡錦濤派、すなわち、共青団グループ。江沢民~薄煕来による、法倫功への弾圧・臓器の輸出が、アメリカのヒラリー一派との連携の中で行われていたことをよく知っている。
共青団出身で胡錦濤の弟分が、今の李克強首相。共産主義青年団は周恩来が作り出した。共青団の幹部は来日すると、必ず京都嵐山の周恩来の歌碑に詣で、そこで最敬礼をする。私はそこに立ち会ったことがある。また、李克強が若いとき、小沢一郎の家に泊まったことがあるのはつとに知られる。
第二次安倍政権ができる直前の2012年12月、日本のジャパンハンドラーが北京に乗り込んだことがある。
日中間の尖閣問題を自分が解決するとぬけぬけと言い出した、ジョセフ・ナイとマイケル・グリーンに対し、
「そもそも、あんたらは、地位が低すぎる」と全く相手にしなかった。言外には、
「おまえらが、江沢民を暴走させ、さらに石原をたき付けて問題を大きくし、野田にアホなことをさせ、内の親分に大恥をかかせたんじゃないか。どのツラ下げとんのか!!!」
その、李首相が発言しています。
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中国・李克強首相、北朝鮮問題で日本と協力姿勢も 翁長雄志知事、尖閣問題には言及せず 産経新聞 4/10(月) 23:01配信
【北京=西見由章】中国の李克強首相は10日、北京の人民大会堂で、河野洋平元衆院議長が会長を務める日本国際貿易促進協会の訪中団と会談した。李氏は北朝鮮の核・ミサイル開発に関して「中日間で共にできることがある。両国が問題を適切に処理すべきだ」と述べ、日本側と協力する姿勢を示した。ただ協力の具体的な内容には触れず、朝鮮半島の非核化と安定、対話による解決を求める従来の主張に終始した。
同行筋によると、李氏は習近平国家主席とトランプ米大統領の米中首脳会談について「成功だった。中・米関係を発展させていくという重要な共通認識をもつことができた」と総括。今年国交正常化45周年の日中関係をめぐっては「前世紀、日本軍による不孝な時期もあった。歴史を鏡とし未来に向けて過ちを繰り返さないよう両国関係を発展させていくべきだ」と歴史問題に触れた。
訪中団に参加した沖縄県の翁長雄志知事も発言機会があったが、福建省との定期便の再開など自治体間の交流に触れたのみで、中国が尖閣諸島(沖縄県石垣市)領海への公船侵入を常態化させている問題には全く言及しなかったという。
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河野洋平が貿易促進会(ジェトロ)の代表としてか。ここは、財界でも珍しく、葛西路線がないところだった。戦後、日中経済協会と並んで、日中間の経済拡大を一貫して進めてきた。
となると、河野太郎も出番が近いな。
パククネも消えたし。デンデン、もういいよ。きっと、天国のイカヅチ爺さんも、人類の視点で考えて、こう言っているはずだ。・・・「アッキー」事件は今井秘書官におっかぶせて、もう消えなさい。まあ、権力の座に居続ければ、ますます多くの真実を国民に教えることになるから、それもまた「教育」の意味ではいいのだけれど、国家の改革が進まず、核汚染はさらに加速し、普通の日本人の日本人社会が死んだままだ。これでは、元も子もない。