汝自身(の頭の中)と汝の国(の権力)を知れ。北・南・列島、そして、イスラエル。

掲題の4つのクニ。これ、大きく変わることになりますよ。
それも、米ドルの後始末に現れた、ITを使ったマネー管理技術、なかでもブロックチャーン技術の普及よって。
いずれも、「戦後の米ドル世界」での画策装置の最後の生き残りみたいな、統治体だから。
(中国は入らないのかって? 個々の中国人自身は、いつも、今、自分が属している統治体を、
他の統治体と相対化して、自分にとっての限界と可能性を、冷静に計算して判断しているから、今回はあげない。)
ちょっと、忙しい。
簡単に。
書かれているものと、伝えられているもの。
そして、
事実として、そこに在ったもの。
この区別をつけながら、文書を書くのは、知的エネルギーが消耗する。
頭の中に、個々の事象(書かれてあるコトや、事実として確認されたコト)を叩き込んでも、
これをどう整理して、繋ぎ合わせるか、ここでは、軸となる基準とストーリーが必要で、
さらに、「情報」を発するにしても、それを受ける相手(読者)の、
既存の「理解」の概要(深さ・精度)と、理解するときの意識構造の性向、
すなわち、これまでの様々な「言葉」によって規定されてきた、意識や精神宇宙の、
その器の形状や大きさを、きちんと見ておかないといけない。
まして、これまでの体制や権力が、終わり、新しいものが生まれるという、次元においては、
古いままの人もいれば、とっくに、遠くの先に意識がとんている人もいる。
一人一人と会って、マントゥーマンで話せば、すぐに、どの周波数で、どういう言い回しをすれば、
相手に届くのか、すぐにわかりますが、そうでない場合は、頭をひねるしかない。
「神」や「正義」を語る時に、いつも、勝者、すなわち権力者は、
どんなに悪辣な手段で、その地位を得ても、
自分を擁護し、手にした権力・権威を手放さないで済むように、
「大量の言い訳・ゴマカシ情報」を、巧妙に仕掛ける。
そして、理屈や真実はどうであれ、少しでも、今の個人の実入り、つまり、「お饅頭がほしい人間」は、
その、権力者側から出た言い訳・あるいは、ゴマカシ情報をを大吹聴する。
(これは安倍内閣だけじゃない。「ウルガタ」を仕上げたカトリックも、記紀をかいた不比等だってそうだ。
もちろん中国の正史には捧げる相手がいたし、いつの時代も「忖度」御用学者はいた。)
よく書くだけじゃない。わざと悪く書いたり、インチキ情報を出すことも多い。
敵を定め、あえて、その敵を悪くする。
それだけでなく、
もめ事を起こした方が、お互いに得だよね、という、悪(ワル)がいる。
真実を国民に知らせない。黙らせる。
このパターン、いつまで続けるの?
明治にできた門閥の特権層。戦争で負けてもかまわない。
新しい、暴虐な支配者が来ても、構わない。
却って、負けた方が、勝者となった新しい支配者をオダテあげて、あとは、
これが新たらしい「お上」の命令だといって、より強く巧妙に、列島民を支配できる。
すすんで、汗をかかせられる。
どんどん洗脳できる。
ここに自分の祖国を失った人間が、その支配層に入りこんだら、もっと酷くなる。
戦前の日本国民は、戦後になって、目先のマネーだけを見る「お花畑」。
それに対して、自分たちは、戦前に祖国を併合され、戦後はさらに南北に分断された。
かくなる上は、列島民から、どんどん、取れるだけとれ。
列島民が痛んで、死んでいっても、構わない。
自分たちの屈辱や苦しみは、彼らに償わせろ。
今の政界、財界、高級公務員、さらに、労働組合、文化団体、メディアのなかに、こんな心の人間がいるとしたら、本当に、お互いにとって、不幸なこと。
第二次安倍政権が、発足して、すでに、まる6年が過ぎた。
現実をきちんと見ないで、身内だけの経済的利得を先に考え、メディアでの言論封殺。税務当局と、司法まで含めて、身内化してきた、その結果はどうなのか。
日本の国債や年金マネー、はてまて、日銀マネーまで直接突っ込んで、株価つり上げ。
それが、今、ぶち込んだ年金の含み損だけで、14兆8000億円以上。
社会が根っこから腐りだしていますね。
社会の構成員は、その一人が自分なので、まず自分が腐らないように、
いいアンテナたてて、滋養溢れる食事と、ウソのない情報(一次情報)をとって・・・。
まあ、何年同じこと書いているのか。
参考: 李氏朝鮮が、清に冊封されてから、年ごとに、貧しくなった。
文書上の儒教原理にばかりこだわって、自由な発想での個々人の創造性を、現実社会に活かせなかった。
清国では、康熙帝が、歴代中華皇帝の教訓を学び取り、最大版図を広げた。
一方、列島はどうだったか? すでに、領土では、面的拡大はなかったが、
各藩・各地・各人が、 自分を、どう、人を喜ばせる存在になるか?
自分自身が楽しみ、いろいろ表現し、生み出した。
どんどん、生み出すしかないんだ。自分が楽しんで、人も楽しんでくれること。
そのとき、権威とか、国の補償とか補助金とか言っていたら、どんどん、歪んでいくね。
そして、システムや制度をいじくる側の人間の、負のエンルギーがどんどん入ってしまう。(既得権、縄張り、役得、嫌がらせ)
でも、ネットは味方。 まあ、気づいてもらうのに、時間がかかりますが。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。