「311」の一年前に、「しかし、イスラエルだけは問題だ」と書いた。そしてマグナBSP。オバマ来日後、ネタニヤフに宮中晩餐会。今、自衛隊派兵の道。

 こんにちは。 私は本欄に以下を2010年4月7日に書きました。

http://www.k2o.co.jp/blog2/2010/04/post-224.php

しかし、イスラエルだけは問題だ。 

イランに対し、アメリカがどういう姿勢をとるか、注目です。
核濃縮を進めるイランに、もっとも神経をとがらせているのが、
イスラエルです。

 北朝鮮の暴発は、なくなったが、中東はどうか?

 シーア派のイランは、なぜ、そこまで、核に拘るのか?
 アフマディネジャド大統領は、イスラエルは地図から消えるべし、
 とも言っていました。

アメリカによる軍拡は、終了したが、
 イスラエルは、今、国家が消滅するかもしれないとの恐れを、
 本気で、感じているのかもしれません。

同じ「経典の民」である、ユダヤとイスラム。
しかし、その出発は、いずれも、シュメール。
イエスを人間で、預言者とする(これは、正しい)のは、同じですが、
なぜ、ここまで対立するのでしょう?

宗教は、「神」という信念体系とともにあります。
これを、どうやって脱出するか?

この、一神教の神を包み込んで、変質させた唯一の国が、

私たちの住む日本です。

しかし、今の日本は、明治期に強引な中央集権を進めるために、
記紀の内容を事実だと強弁する、屈折した精神状態が亡霊のように、
付き纏っています。

イスラエルを、日本が、国家ごと抱えこむ可能性も、研究事項です。 
まず、日本の本来の姿を知ること。 
すべては、ここから。

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>イスラエルを、日本が、国家ごと抱え込む可能性も、研究課題です。

「平和憲法」をもったまま自衛隊が中東に行くときは、「平和構築」が任務です。そこには、国内外のメディアが入り、犠牲者は大々的に報道されることになるのでしょう。

アメリカとイギリス(これにバチカンも加えたほうがいい)は、これまで、戦争のマッチポンプを仕掛けてきた国ですから、その軍隊では、絶対に『平和』がつくれません。

 いよいよ、ということなのでしょう。

それには、東アジアに平和環境ができていないと、実際の派兵もないでしょう。「平和の戦士」にならない。隣国といがみ合っている「戦争屋の犬」のままになってしまう。

今は、北朝鮮の拉致問題は最終決着に向けた動きの中にあります。水面下では合意済みでしょう。

今のパレスチナの住民が本来のヘブライ人で(中には、ユダ族もいるかも)、今の支配層である「白いユダヤ人」が入り込んで創った「宗教的政治国家イスラエル」との和解はそれから。

 宗教的政治国家なら、その宗教と政治によって、より、本質の国を示せば、そちらにくる。(あっ、ビルゲイツの軽井沢の屋敷がまもなく完成。軽井沢町は、スイスのダボスのような国際会議のメッカの街にするビジョンを打ち出している。)

この巨大な文明史的な政治ゲームが強烈に推進される中、放射能被害の実情は、御用メディアでは隠され、後回しになります。 こっちが動くのは、9月からか。

 自分で、自分を守るしかない。 

そして、

一神教の神を包み込んで、変質させた唯一の国  

この本質を、つかみ出しておきましょう。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。