人間には、自由意志があります。
そして、人間は、自分たちで、国家を作り、政府をつくり、マネーも、神の概念もつくります
これまで、何のために、6000年をかけて自然科学を発展させ、それを、教育によって、シェアしてきたのでしょうか?
以下をごらんください。 隠しきれない現実が始まっています。
オリンピックに、私たちが浮かれれば浮かれるほど、福島第一の作業員の志気が下がります。
東大の児玉龍彦が、国会で言い出した「除染」は、一時的な気休めと、土建屋にカネをばら撒くのみでした。
本気になって、現実を変えるという意志は、この2年半、日本の権力者からは、出てきませんでした。
しかし、これからはどうか?
8月のメッセージで予告したとおり、オリンピックが一旦決まったあと、 真実がどんどん公開されます。
これまで、政府発表を信じていたものには、「掬われない」という現実が、出てしまいます。
いまからでも、いいです。 青少年・妊婦を、全員、組織的に集団移住させ(もちろん、すべての債務はゼロクリアーし)、移住先でまず、衣食住での点で自活し、その上で、産業を興させる処置が本来の姿です。しかし、これを、自治体である福島県の行政が、頑なに拒否しているのです。
今、地球上には、72億人に増えた人間が暮らしています。これから、どういった統治体(規模、政治参加のあり方、産業や物流の構造、情報シェアの形、次世代の育成など)が最適なのか、人類はいま、試されています。その中で、どんな思考と判断をしている人間が、宇宙の法則から見て、歓迎される人間なのでしょうか?
しかも、私たち、日本列島に日本人として生まれ、暮らす人間には、この時代に、どんな役割があるのでしょう。
宇宙から見て歓迎される人間とは、奴隷精神のものであるはずはありません。ここから出るために何千年もかかったのです。
では、どんな人間なのでしょうか? 自分で、未来を予見・予測する。自然科学の知識で、きちんと計算し、行動する。ここでは、どんなビジョンをもつかが重要になります。
これは、人間が旅に出るとき、普通に地図をもっていき、どこに危険があるか? あるいは、食料の確保や生存の余地があるか? を、自から考え、選択するのと同じです。
私は、教育の本質を、こう考えています。 三つあります。
① 人間として、今、生きている「喜び」を、体感させる。味あわせる。そして、その喜びを表現させる。
② 人生の「地図」を教える。 宇宙・地球のなかで、どこから来てどこに行くのか? 人間社会の発展経過と今の構造。 この中に、国家や政府があり、制度があり、さらにマネーでの関係性がどんなものか、を確認する。この地図は、世の中の変化に応じ、現場の部分では、どんどん変わっていきます。
③ 明確になった「地図」を手にし、自分が、その人生で、何を実現したいか(味わいたいか)を考え、そのために、必要な「技・知識・道具」を身に着ける。
ここで、重要補足:
① 生きている今を、喜んでいない人間は、 他者に対し、攻撃的になります。
② 地図が間違っていたら、 とんでもない落とし穴に嵌ります。地図は、つねに最新版が必要で、これまでの人類の全ての知見が、全て、正しく良心的に反映されているものを選ぶべきです。
クルマのナビゲーター通りに進んで、海の中に入って行ってしまうオバカさんが、日本人に多いといいます。
地図を手にしても、実際に生きているその場の「現実」が最優先するのは当然です。私たちは、地図の中に生きているのではなく、現実の世界に生きているのです。 現実とは、生身の人間として生きている自分の、素直な直感で感じ取れる〔FEEL〕の世界そのものです。
③何を身に着けるか、には、優先順位があります。まず、自らの生存(知恵と衣食住)を確保すること。
「攻撃は最大の防御」なんていうのは、相手と自分の繋がりを、感知したり、理解できない、愚か者の考えです。逃れられない闘争状態のときに初めて出てくる下劣な認識で、こんなところに追い込まれている日本人はいません。それは、悪魔がつくった、世界の不幸の原因です。
私が大切にする言葉(・・・中々、徹底できないのですが)
「芸は身を助く。 礼儀は、身を護る」
このときの「礼儀」とは、人間社会だけでのものではありません。 自然界に対しても、過去にも未来に対してもです。 7世代、200年前から、7世代、200年後までを考える。これが、聖といわれる、本来の人間です。
その意味で、原発とは、これほど無礼な存在もないでしょう。そこに依存して、永続的にマネーを得るなんて、もっての外。これをどう理解するか、その姿(判断と行動)を見て、人類の親神が、私たちを、測っています。