2012年のクライマックスが近づいています。
時間が消えると喧伝された「マヤ予言」。冬至からの暗黒の3日間。
これは、どうやら、戦後の世界通貨になった米ドルを発行するFRBの、その通貨発行権延長を求めるための、心理的誘導、延長しないと、悲劇が来るという脅しのプロバガンダだったことが、まもなく判明するでしょう。
実際にこの年末の冬至に、本当に3日間、「暗黒の3日間」になるかどうか、まだまだ完全否定も出来ません。たとえば、巨大彗星が太陽系内に侵入し、太陽と地球との間に3日間居座るという事態でも起きれば、確かに「3日間」は地球には太陽光が遮られますが、そんな彗星なら、もう観測されていることでしょう。
昨日、アメリカの大統領選挙で、オバマの再選が決まりました。今後の焦点は、ヒラリークリントンが閣内に残るのかどうかです。それによって、アメリカの軍産複合体の影響力が分かります。
今回のアメリカ大統領選挙では、直前にハリケーン「サンディー」がニューヨークを襲い、選挙戦を止めてこの対策に集中した姿勢が、オバマに対する追い風になったようです。どうも、台風やハリケーンなどはその進路を調節できるようで、今回、カリブ海からわざとニューヨークに誘導したという説があります。
一方、中国の北京では、時ならぬ大雪が降りました。北京西北に位置する張家口にある万里長城で、日本人観光客が死亡する事故がおきています。
経済発展という場合、常に発展度合いは、数字としてのマネーで測られるのですが、人口減は、この数字上の社会全体の「経済」を縮小させる要因になります。 今の日本は、残念ながら、グローバル化で企業は海外に行きますし、関東東北では、来年以降、人口が減り出すでしょう。今後の4年間を見据えた時、首都圏の地価を維持する方法は残念ながらないでしょう。
私たちは、「経済発展」に変わる、幸福の指標を確立しなけれなりません。
もっとも重要なのが、人間としてのイノチの尊厳です。 これは、自分で、自分を守ることから始まります。
しかしながら、ここに及んでも、進んで「呪縛されたがる人間」、無条件に「お上に従いたがる人間」も、いるようです。
私は、「合わない」人とは、「会わない」と考えてきたのですが、
さて、来年を睨んで、講演をします。
既報どおり、 11月23日(金)祝日、 東京の本郷で、皆神塾です。
さらに、 12月8日(土)には、 京都のエビス屋さん。
そして、 12月1日(土)に、 大阪の難波神社。
あと、他の地方でも調整中です。
来年以降を考える時、 一番肝心なことはなにか?
オバマ再選は、日本の宗主国であるアメリカで、戦争屋が押し込められたことを意味していると考えます。
2013年、式年遷宮に向けて、日本の皇祖神アマテラスが、どう変わっていくか、 です。
明治期に、記紀の記載に基づいて、それまでの天皇を一つの家系に編みこんだ日本政府。
強引に「万世一系」をつくり、 明治天皇に伊勢神宮を参拝させた。
これは今に続くピラミッド型の社会構造を作るもので、全国民を天皇の赤子にしました。
戦後の官僚支配(御用学者、マスメディアによる情報統制)は、基本的にこの構造を継続しています。それをアメリカが利用してきました。
これがグローバル化の中で、アメリカの軍事的関与と画策が減る中で、どう切り替わっていくのか?
国家と共にあった「日本精神の核」が失われたままなら、日本社会は、ぼろぼろ です。
アマテラスは明治以降、中央集権の核であり、同時に列島外に日本が軍事拡大するときの精神的支柱でした。
しかし、そこでは、本当の意味で、平和の使者には、なれなかった。 産土の神や、地湧のイノチと響き合っていなかった。 枠の中に心(発想、認識)を組み立てたが、自由で自律した生き方を潰していった。
その理由は、アマテラスは、ブッダやキリストとちがって、日本語を話す人間にとっての「部族神」に留まっていたため。 森羅万象と個々の人間の本質・本源にまで、きちんとした考察がなかったため。
690年の伊勢神宮の整備(第一回の式年遷宮)から、701年に大宝律令ができた当時の日本列島で、列島内にいる多くの部族を纏めるための、新しい国家の民族神として構想されたのが、アマテラス。
この神を、日本列島だけの神や日本語を話す人だけの神でなく、地球全体の誰からも歓迎される神に変えることが出来るかどうか?
韓国や中国の人間からも、歓迎されるような新しい「神性」を「構想」し、「定義」を付けることが出来るか、どうか、これは、現代に生きる日本人の課題と、私は考えます。
今の原発政策を改めようとすらしない、戦後アメリカのパシリだった人には、とても出来ないことでしょう。
2013年は、ヒロヒトファイルが公開されるとも聞いています。 幕末明治だけでなく、二二六から、開戦の詔勅、終戦まで、どんどん事実が出てくるでしょう。