明日29日(金)、官邸前に何人集まるか?私は長野で「別天地」の打ち合わせ。

こんばんは。

昨日、開かれた電力会社の株主総会、あきれますね。

特に、東電は、柏崎原発を動かそうとしています。福島が全く解決できていないのに、よく言えるものです。

電力の地域独占体制は、すぐにやめ、発電、送電、売電の全てに渡って、完全自由化する法案をすぐに準備する。これを、小沢一郎が言い出せるのなら、私は、この人物を、少しは信頼します。 小沢一郎は、基本的に自民党時代の利権作りの政治しかしてこなかった人間です。 アメリカと検察に睨まれたからといって、彼が、今後の日本の救世主になることはありえません。 

一方、日本国内に広がる生活保護について。 一度、認可されたら、一生もらえるものと考えている人間がほとんどと言うことで、これは、大問題です。

 私の基本の考え方。 マネーは人間社会のエネルギーです。これを、日本国の税金から出す以上は、そのマネーを、全く無条件に受けていいはずがありません。必ず、何らかの社会的役務(責任と行動)を果たすことが条件として、含まれていると考えるべきです。

 今、この日本国政府という枠組みに対し、狡猾に食い物する人間が増えすぎました。シロアリ公務員、出入り業者、さらに、なんでもマネーで福祉を受けようとする成りすましの寄生人間。 日本国全体、日本列島に生きる人間活動を、すべて見渡せる視野から、本来の活力を言い出す人間がいなくなりました。 甘え、依存、詐欺が多すぎました。官僚の側も、自分の省の権限を広げ、天下り先を作ることに専心しすぎました。 

 とことん、腐ってしまった日本国ですが、暴力革命が出来ない以上、私たちはこの体制を法的に作り変えていくしかありません。それには、本当に、後に引かない人間を国会に送り込む必要があります。

 それと同時に、日本列島内に、今、日本国政府から受けている手厚い施策(優遇、補助金、交付金、支援策など)を一切、当てにしないで、自活する道を、考え、実行する必要があります。 本気で日本を変えたいと願うのなら、まず、今の政府を全く頼らずに、自分の生存と生活を成り立たせることです。 

 それには、まず最初に、マネーがなくても、生存が確保される仕組みを作りだすことが必要です。仲間内で計画を立て、一定の役務を務め、さらに、その輪の外側に生きる人たちが歓迎する物品やサービスを生み出すことで、徐々に環境は改善していきます。 

 マネーと雇用を、政府に求めていると、何も前に進めません。この部分は、既得権の維持のために使われる税金が、また増えるだけです。この消費税が、もろにそうでした。

国とは関係なく、自分の生活の場は、自分の汗と、友人のつながりの中で作り上げて行くのが、本来の姿です。

今、日本は、エネルギー、農業、医療の3分野が規制(保護優遇)されたままです。 一方、生活保護という、寄生も横行したままです。 この部分の改善には、大きな摩擦が生まれ、大きな政治力学がいるでしょう。

 しかし、国家とマネーに依存しない現実空間を作りだすことなら、決意と信頼さえあれば、立ち上がっていきます。 今、全国には、気づきだした人が、方々で現われ始めています。

 私が別天地を考える時、一番気になるのは医療ですが、最近、私の勉強会に参加されるお医者さんには、 ガンは消えるし、薬はいらない、と実証例を元に話される方がいます。 コミュニティーを作った場合、一番心配なのは医療です。 これまでと違った視点で医療をみれる医者がいることが、不可欠な条件になってきます。

 医学 よりも、 医術 を極めた方が、いていくれること。 これが、未来を作り出す大切な要素です。

そもそも、医者を志した動機が、カネ儲けにあった人は、東電と同じ人種になります。

さて、明日29日の案内を 再度しましょう。

 長野市上松のMATSUYAの隣、「 伍茶路 」(電話026-241-4888) 午後 5時開始です。

 顔合わせが目的です。  本ブログ閲覧者なら、歓迎します。  

あと、7月7日の広島三次の研究会、  8日の京都の勉強会、追って連絡します。 

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。