地球規模の人類危機を前に、フリーメーソンが原子力から太陽光に方針転換。中曽根大勲位の大変節。

風見鶏の中曽根康弘。
この元海軍中尉は先の大戦末期に、フィリピンに集められた金塊の一部を台湾に運んだ人物でした。
そして、ヒロシマのキノコ雲を目撃した後、児玉誉士夫の弟子となり、政治家を目指しました。
国家意識を常に持ち続け、憲法改正を掲げ、日本「不沈空母」化の推進者となりました。
今、自分が導入・推進した原子力を捨て去り、太陽光へと、大変節です。
 自分で創ったものは、自分で壊したり、捨てることもできる。
これで、日本国内の原発利権は一気に解体に向います。しかし、それだけではすまないな。
きっと、フリーメーソンの間では、文明史的な大転換が話されているにちがいない。
ビルダーバーグ以後、どんどん、これまでの覇権の在り方も切り崩されていくのだろう。
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<原子力推進役の一人、中曽根元首相が突如、自然エネルギー派に変節>
                オルタナ 6月27日(月)19時14分配信
 26日に開催された「太陽経済かながわ会議」(神奈川県提供)
科学技術庁長官や原子力委員会委員長を歴任するなど、原発推進の先駆者だった中曽根康弘
元首相が最近、自然エネルギー推進を主張し始め、世間の耳目を集めている。
6月26日、神奈川県などが横浜市で開いた「太陽経済かながわ会議」にビデオメッセージで登場し、
「原子力には人類に害を及ぼす一面がある」「自然の中のエネルギーをいかに手に入れて文化と
するか(が大事)」などと主張した。
 政治家現役のころから「風見鶏」の異名をもっていた中曽根氏だが、世間の評判は「さんざん
原発を推進しておいて何をいまさら」や「脱原発に回ってもらえるなら風見鶏も大いに結構」など
と賛否が渦巻いている。
 日本の原子力発電は、研究開発費が始めて国家予算に計上された1954年がスタートとされ
ているが、予算を提出したのは、当時改進党に所属していた中曽根康弘元首相らだ。
中曽根氏は6月26日、「太陽経済かながわ会議」にビデオメッセージで登場した。このシンポジ
ウムは、太陽光発電を中心とした新たなエネルギーに基づく経済社会の構築を神奈川が率先して
取り組み、全国に発信するのが目的だった。
黒岩祐治神奈川県知事のインタビューに答える形でスクリーンに大写しされた中曽根氏は次の
ように語った。
「人間の発展は、自然の中のエネルギーをいかに手に入れて文化とするかであり、それが人間と
自然の関係です。原子力という巨大なエネルギーも人間のために有効利用するというのが知恵で、
自然との闘いを部分的に克服してきました。しかし、原子力には人類に害を及ぼす一面もあって、
それを抑えるのが人間の文化と歴史です。今回の事故もその中で捉えたらいいかと思います」
黒岩知事がシンポジウムのテーマである『太陽経済』について尋ねると、
「太陽の恵みをエネルギーとして活用したいという努力はある程度成功したが、エネルギー量と
してはこれからの課題」と答えた。そして、次のように締めくくった。
「これからは太陽エネルギーに転換していく段階でしょう。これをさらに上手に使うというのが
文明であり進歩。これからは日本を太陽国家にしていきたい」
最後は堂々の応援メッセージだったが、御年93歳にして弁舌滑らか、風見鶏ぶりは今なお健在の
様子だった。
ビデオメッセージの後は、黒岩祐治知事がコーディネーターを務め、三菱総合研究所の小宮山宏
理事長、ソフトバンクの孫正義社長、南川秀樹環境事務次官、一般社団法人太陽経済の会の山崎
養世代表理事らによる特別セッションが行われた。
 その中で孫正義社長は、「さすが黒岩元キャスター、原発推進の中心だった中曽根さんに
『これからは太陽国家』であると断言させたのは見事な金星。歴史的な転換点」と何とも微妙な
言い回しで感想を語った。
出席者からは、菅直人首相が成立に意欲を示す再生可能エネルギー特別措置法案について「太陽
光発電の普及に必要」と早期成立を求める声が相次いだ。(横山渉)

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。