レベル7の事故を引き起こしながら、隠し続けた日本政府。
さすがに、宗主国であるアメリカもその処分に来ます。
3月7日からの経緯を考えますと、日本はアメリカからの独立どころか、完全に、
危機管理において、オンブにダッコになってしまいました。
政権誕生以来、連日、お仲間達と高級寿司と中華料理を食べ続けていた菅直人・伸子さん夫妻の
バラ色の日々は、最後の一ヶ月、官邸引き篭りとわめき散らし(きっと、泣きじゃくってもいる)
という、惨めな日々となりました。
明日、クリントン女史が来日です。彼女は国務長官ですが、実質、大統領と同じと考えていい
でしょう。どうも、オバマも決断のできない人らしいから。この女性は、美智子皇后とは本当に
親しい間柄です。以前、明治神宮での再会を本当に、喜び合っていました。
朗報です。
3月21日に、東京都の水道水に大量のヨウ素が検出されましたが、東京の各区の水道局では、
放射性物質を消すさまざま試みがなされたようです。ある鉱石をつかった浄水器では、
完全に、ヨウ素もセシウムも消えたところもあるといいます。
この部分は、確証が取れ次第、発表します。
もちろん、竹炭も威力を発揮します。決め手は、微生物です。
レベル7の放射線被害を受けてしまった私達の今後の課題は、なんといっても、
すでに、体内にはいっている放射性物質をどうするか、です。
私のところには、ビール酵母がいい、と電話があり、それ以後、エビオス錠を呑むことに
しています。
今になってつくづく考えるのは、法律にこだわる人間には、自然界から解決のヒントを探す、
柔軟な発想ができなくなるということ。科学的見地で、素直に事象を捉えなおすことができず、
目の前にある現状を、結果として、ほったらかしにしたままだ、ということです。
彼らは、自らの責任を逃れ(いいわけ)、相手の非を攻撃することのみに長けています。
考えて見ますと、菅直人にしても、なんら創造的発想を持たず、相手の攻撃ばかりでした。
仙谷、枝野にしても、裁判という勝負の場では依頼者を勝たせる優秀な弁護士なのでしょうが、
これは、自らの言質によって責任をとらされることを回避することが、上手だという意味です。
それは、問題が起きている「現実」を、実際に解決する力は、なにもなかったということです。
21世紀は「本当に、いい現実を創れるもの」しか、民心から、力を与えられることはなくなり
ました。
国民は今、メディアに対しても、テレビ・新聞は、本当に真実を伝えているのか、それとも
誰かが創った虚構をつたえているのか? この視点をすべての人間が持つようになりました。
やっと、わたしも、安心して、メディアとつきあえます。
それにしても、今回の震災で被害を受けたのは、福島の原発ですが、
戦後の日本のエネルギー政策で、どれほど多くの不幸(不審)な死があったことでしょうか?
これらは、じっくりと、表に出てくることでしょう。
あと、日本近海に大量に存在するメタンハイドレート。これは簡単に火力発電所で使えますが、
これが表に出なかったのは、戦後日本に対するアメリカのオイルメジャーの圧力でした。
もう、これも解禁になりますね。きっと、アメリカとの共同開発になるでしょう。
なんたってアメリカは同盟国で、今回の震災で「ともだち作戦」を実行してくれたのですから。
(・・・こう書いている自分は、心が泣いています)
明日13日、クリントン国務長官が来日です。節目になるでしょう。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。