以下、共同通信から
<米軍90キロ以内に入らず 福島原発で対応>
2011.3.17 01:30
米国防総省当局者は16日、福島第1原発事故を受け、米軍は同原発から半径約90キロ
以内への米兵の立ち入りを原則として禁止していると明らかにした。
日本政府は同原発から半径20キロ以内にいる人に避難を、30キロ以内にいる人には
屋内退避を指示しているが、米軍はより慎重な対応をとっているとみられる。
同当局者によると、放射線被ばくによる健康被害が出ている米兵は今のところいない。
現地の米軍パイロットらには、放射線被ばく対策として、ヨウ素剤が配布されたという。(共同)
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統治者が、危機にある人間のイノチを守るときは、余裕を持ってことにあたるのがあたり前。
すでに書きましたが、地震発生後、冷却装置が機能していないことが分かった段階で、
問題の原発から50キロ圏の人間全てを避難させる判断ができない時点で、資格がない。
原発から発生する「放射線の強さ」と「避難民の生命力」の強さを、数字を追いながら、
試そうとしているのが、今の日本のメデイァにでる原発関係者や放射能専門家の見方。
これは、政治ではない。 モルモットをみる視点、観点での論評だ。
それに対し、被害者も救援者も、人間として扱うとは、どういうことか?
被災者を、統治者が救済するときには、二次災害を避けるのが第一。
ここでは、救援に向う人間の健康保持が、第一条件になる。作戦遂行のためだ。
それなのに、菅直人や東電の人間ときたら、
科学バカ、権威バカ、数値バカ、権限バカ、前例バカ。
人間としての扱いに、何が最優先なのか、全然、考えてこなかったのだ!!!!
米軍は90キロ以内に入らないで活動。民主党には任せてられないので、アメリカがバンバン動くのでしょう。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。