8年ほど前、東京で、定期的に皆神塾を開いていた時に、
よく顔を出していただいた方から、電話がありました。
私が6年前に、ブログを立ち上げた時から、いつも見ていたと。
そして、これをプリントアウトして、知人にも渡していたと。
うれしいことです。
「もう、政権の悪口を言ったり、陰謀など裏話をしている段階ではない。
自分で、現実を創っていかないといけない、と考えている」
また、ひとり、同じ心で、21世紀を生きれる仲間を見つけた想いです。
さっそく、1月29日(土)午後2時からの、次の皆神塾を案内しました。
会場は、本郷三丁目から、御茶ノ水に向った、「壱岐坂上」交差点に
ある、東京外国語大学の本郷サテライトオフィスです。
今月末になると、菅政権の行く末もはっきりするでしょう。
国会での予算審議。小沢の起訴。 アメリカと中国の対話の結末。
繰り返しますが、
菅と小沢は、両者共に、ロッキード事件で、政治的意志を固めました。
菅は、金によって、権力をつかむ、田中角栄を許せないと。
小沢は、何で、オヤジ(田中角栄)だけが、つかまるのか、と。
国家の構造、そして、権力のありかをきちんとを知っているのが、どちらなのか、
あまりにも、明白です。
今の日本は、国家と権力を知らないものが、最高権力者となってしまいました。
しかも、今の、民主党にせよ、官僚達にせよ、一番大切なことを認識できません。
もちろん、ほかの野党も、さらに、多くの識者たちも。
それは、今の日本は、明治維新以来の近代国家の国富を作るやり方(工業化、輸出、
公共事業、中央集権)が、すべて、もう、時代に合っていないという事実です。
これは、文明のスタンダードを作るまでの話。
新興国、途上国も、もうすぐ、ここに到達します。
資本も、企業も、国家の枠を離れて、どんどん、自由に動いているのです。
30年先をみて、今、何が必要か、何を断行しなければならないか、それには、
どんな法律が必要か、を論じられない人間は、政治家になってはいけません。
1月29日の件で、分からないことがありましたら、
以下に、メールをください。
arai@mediacapsule.co.jp
新年早々、うれしい電話。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。