オバカ外交にうんざりしたら、ヘブライと古代日本の関係を考えながら、上野の森美術館に「日本の自然を描く展」を見に行こう。信州中野を描いた中島禎治さんが入選。

日本外交は、河野太郎がのシンガポールのアセアンフォーラムのとき、とにかく、大人気の北の李容浩(り・ヨンホ)と接触の機会を得ようといろいろ画策したが、北側からは立ち話の機会すら与えてもらえず、大失敗。まあ、惨めなことこの上ない。

これまで、日本の国内向けに、わざと北との交渉ラインのハードルを上げてきた安倍外交の実態がもろに出ています。しかし、これを、TVメディアはどこも伝えない。

そこで、ロヒンギャ問題で、バングラにマネーを出して、顔を立ててもらいました。

一方、今、日本の政局は、石破支持が徐々に盛り上がってきています。山崎拓さんにどれだけの力があるか、わからない。

今日、9日は、ナガサキの日。国連事務総長のポルトガル人グレーテスが、長崎を訪問。ポルトガルはイエズス会の拠点でもあるし、そのイエズス会が今、世界宗教融和に動いているから、国連自体が、日本の明治「皇国史観」を溶かす作用をするかもね。なんだって、アラヒトカミはなんていうのは、人為的に当時のイエズス会や、英国の金融ワンワールドが日本をマネー付けにして支配するために、国家ファンタジーとして、作り出したもの。
 このとき、重要人物を、あげておきます。まず、島津斉彬 とジョン万次郎。斉彬は、米国帰りの万次郎を特に大事にした。とにかく西洋事情を聴きたがり、英語も覚え、1858年に「急死」する前までには相当なレベルの英語を理解していたでしょう。だから、もし、英国に行っても、困らないでしょうね。

次に、幕末、テレビドラマではあまり注目されませんが、柳川藩の立花 鑑寛(たちばな あきとも)。この人物は嗣養子ながら藩主になると、藩札を大量に発行して、領内の作物や物品を買い付け、それを長崎で売りさばいで財政を立て直した。慶喜の大政奉還では、その日に自ら柳川城を焼かせ、戊辰戦争で新政府側に与し、会津若松まで転戦。版籍奉還後は、中央集権になった新生日本を支えるべく、すすんで知事になった。この人物の紙幣発行の経験が、明治政府に生かされます。 

その柳川藩の紋が、これ。  
ソース画像を表示これを見て、気づく人は、何かと似ている、お感じですね。

そう、京都の八坂神社の氏子紋の「祇園守り紋」と似ていますね。



八坂神社の起こりは、「斉明時代の斉明天皇2(656)で、高麗より来朝した使節の伊利之(いりし)が、新羅国の牛頭山に座した素戔嗚尊を山城国愛宕郡八坂郷の地に奉斎したことに始まる」と伝えられています。

高句麗から来た「伊利之」とは何者? なぜ、それまで、新羅の「牛頭山」に、スサノオが祭られていて、それを重祚した宝皇女(斉明)が、飛鳥岡本宮、吉野宮、両槻宮(ふたつきのみや)・・「狂心の渠(たぶれこころのみぞ)」を創る656年に、「八坂」の名を着く山城の地に、それを奉斎したのか?

まあ、こうしたことを考えるのは、楽しいです。

始皇帝の征服事業の頃、日本列島で縄文と弥生が融合したのが、信州中野で(栗林遺跡)、5キロ千曲川を下ったところに柳沢遺跡があります。この信州中野を描いたアマチュア画家の中島禎治さんの作品が、上野の森美術館に、今日から展示されています。次回、12日の東京皆神塾が始まる前、私は見に行こうと思います。もちろん時間あれば縄文展もと考えますが、こっちは大混雑でしょう。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。