憲法記念日の今日、動きがありました。
まず、社民党の福島代表が、普天間基地の移転問題は、鳩山総理自ら口にした五月末
の期限にこだわらず、「真の解決」を、と、鳩山総理に助け舟をだしました。
一方、北朝鮮の金正日は、列車で、本日、中国の大連に入りました。
三月の韓国海軍の哨戒艦の沈没は、北による犯行と多く伝えられる中での訪中です。
今後の東アジア情勢に、アメリカ側がどう反応するのか、胡錦濤と話すのでしょう。
日本のこの夏の参議院選挙は、民主党の政権がいつまで持つかの試金石になります。
自民党時代の闇が、徹底的に暴かれるのか? それとも、蓋をすることになるのか?
今のアメリカは、原油の流出事故で、大騒ぎです。
日本に対しては、金さえ出してくれれば、日本国内の政治は、どうなってもいいと
考えているのでは、ないでしょうか?
実際、中国との間で戦闘はしないことは、両者はすでに確約済みですから。
一方、イランを、どうするか? まだまだ、交渉中なのでしょう。
以下は、時事が伝えるニュース。
◆核兵器のない世界を=イラン大統領「米、他国を核で脅迫」-NPT再検討会議が開幕(時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010050300191
【ニューヨーク時事】 5年に1度の核拡散防止条約(NPT)再検討会議は3日午前(日本時間
同日夜)、 ニューヨークの国連本部で開幕した。潘基文国連事務総長が冒頭演説で核兵器の
脅威のない世界実現に向けた行動を加盟国に求める一方、イランのアハマディネジャド大統領
は「米国は核兵器を使用しただけでなくイランも含め他国を核兵器で脅迫し続けている」と訴えた。
同大統領は、自国の核疑惑に絡み、低濃縮ウランの国外加工案を「われわれは受け入れている」
と強調、事態こう着の責任は米欧など6カ国の側にあると反論した。 自ら議場に乗り込んだ背景
には、イランの核開発が平和利用目的とする従来の主張に加え、核兵器保有国の軍縮の遅れに
対する批判を展開し、非核国と核保有国の分断を図って会議で対イラン圧力が高まるのを避けた
い考えがあるとみられる。
一方、潘事務総長は「会議は人類にとって極めて大きな重要性を持つ」と述べ、過去の会議で合意
された「核兵器廃絶の明確な約束」の再確認を核保有国に求めた。 また、包括的核実験禁止条約
(CTBT)の批准期限の設定を検討する必要性に言及。 イランには既存の国連安保理決議に従う
よう求め、北朝鮮には朝鮮半島非核化のため無条件で6カ国協議に復帰するよう促した。
続いて演説した国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長も 「必要な協力を得られずイラン
が持つ核物質すべてが平和目的とは確認できない」と、非協力的なイランを批判した。(以下略)
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社民党が助け舟。金正日は大連入り。イラン攻撃はなくなったか?
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。