7月8日
皆様
国民は五輪開催に危機意識を深めております。各方面からメッセージが寄せられて参りますので共有させていただきます。
市民社会の直観に基づく見識が益々貴重になっております。
(その1)
<安全安心は禁句 大賛成!>
(その2)
<オリンピックは止められない、コロナ感染拡大も、災害も止められそうにない、経
済逼迫も….。日本のこれからの有り様がまったく見えない状況ですね。どうするの
か説明が無い。不道徳、倫理観の欠如そのものです。>
(その3)
<このような緊急事態宣言下で 五輪を開催するという国民不在の異常事態の日本を誰もが不安視していると思います。このような状況で万が一の事があっても誰も日本を擁護してくれないでしょう。>
(その4)
<緊急事態宣言下で(都道府県をまたぐ)移動の自粛が強く要請されている中、バッ
ハ会長等の広島・長崎訪問を始め、他の外国人の入国はもはや厳禁というのが、日本の現状です。
自民の話がわかる長老か、各医療機関、医療研究所の最高責任者による菅政権への諫言が是非必要です。このままでは亡国の五輪開催となってしまいます。>
市民社会は事態のさらなる悪化が、混乱の深まりとパニックの発生を招くことを深刻
に懸念しております。
村田光平 (元駐スイス大使)
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7月7日
皆様
中止もしくは中断に追いやられつつある東京五輪はコロナ犠牲者、犠牲国に対する冒涜であると言われ出しております。
知人から下記のコメントが寄せられましたので共有させていただきます。
< 数ケ月前だったかにバッハ会長が「緊急事態宣言下でも開催」と発言したときは大多数の日本人は大反発したものです。
ところが、今や(緊急事態宣言期間中であろうがなかろうが)開催は規定事実化され、今問題は観客数をどうするかにすり替えられてしまっています。
コロナ禍、緊急事態宣言下で(都道府県をまたぐ)移動の自粛が強く要請されている中、
バッハ会長等の広島・長崎訪問もそうですが、IOCに完全に這いつくばっている日本という国の有り様を非常に嘆いています。>
村田光平
(元駐スイス大使)
Sent: Wednesday, July 7, 2021 11:46 PM
Subject: 五輪の抜本的改革の必要性
皆様
高尚な五輪憲章を掲げる五輪が緊急事態宣言下でも何ら影響を受けることなく開催さ
れるものに変容している実態が東京五輪によりさらけ出されました。
このことの危険性は、マフィア紛いの圧力を受けインド・デルタ型変異株の感染爆発
の可能性が強まる中で、強引に開催に向かわせられている現状が明確に示しておりま
す。
五輪がその存否を含め抜本的改革が必要とされるに至ったことについての認識の共有
が最優先で急がれます。
皆様のご指導とご支援をお願い申し上げます。
村田光平
(元駐スイス大使)
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皆様
6日発出のBCC英文発信をお届けいたします。
「五輪に反対するものは反日的」との発言が、
福島は「under control」発言と同様に 厳しく批判されております。
天皇陛下の五輪開催を憂慮されるお立場を「忘却」するとは
致命的落ち度と見られております。
五輪は 最早無観客かどうかではなく、開催しても無残な中断に追いやられる
ことが予見され、中止以外の選択はあり得ません。
歴史の法則が 都議会選挙が示した潮目の変化を皮切りに 動きだしている
のが感じられます。内外から今なお激励のメッセージが寄せられております。
昨日インドの著名な政治家Mani Shankar Aiyar元石油大臣から下記の声援を
いただきました。
下記メッセージはペリー提督の末裔Kate Winterさん(ハーヴァード大卒)から
本日寄せられました。
内外の市民社会の動きが引き続き注目されます。
村田光平
(元駐スイス大使)