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Monday, May 12, 2014
マンガでバカ騒ぎしている間に、ストロンチウム、トリチウムなど原発汚染水が過去最高の汚染を記録(5/12 時事通信)
東電によると、3号機海側で7日に採取した地下水から1リットル当たり8000ベクレルのトリチウムが検出された。この井戸でこれまでの最高値は4月30日の同2600ベクレルで、3倍超になった。2、3号機間にある地下水くみ上げポイントで7日に採取された水の濃度も同5500ベクレルで、これまでの最高値同5200ベクレルを上回った。
この2カ所以外でも、4月下旬以降、採取された水でトリチウム濃度が最高値だった井戸が2カ所あるほか、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質濃度で最高値を記録した井戸は8カ所に上った。
それぞれの井戸によって最高値はばらつきがあるものの、2号機海側の井戸で8日に採取された地下水で同86万ベクレルのベータ線を出す放射性物質が検出されるなど、極めて高濃度なケースもある。
東電は海への流出を抑制するためとして、海側の土壌に薬液を注入して固めたほか、地下水のくみ上げ作業も行っている。しかし、最近になって2~4号機間の放射性物質濃度が最高値を相次ぎ更新していることについて、東電は「原因は分からない」と話している。