2011年秋分。この夏のクライマックスを、少し整理しましょう。

今日は、秋分。

大型台風15号の爪あとが生々しい。しかし、これは、まだまだ続きます。

人類の可能性と、これまでの支配層の野心・野望について、人類全体で、大いに反省が始まりました。

私は、今年の8月にクライマックスがくる、と7月に予告しておきましたが、そのとおりの流れです。

少し話がそれますが、 たった今、映画「ターミネーター3」をテレビ番組で見終わったところです。

この映画の結末は、 核戦争に備えた大統領執務室に、ジョン・コナーと、アメリカの司令官の娘が生延びるように誘導され、一方、地上では、人間が作り出したコンピュータが自分で意志をもって人類に復讐し、核ミサイルを発射しまくって、地上世界はスカイネットといわれるロボット支配になり、その中で、生き残った人間が、次の未来を作り出す、 というものでした。

今から8年位前に、映画で描かれた21世紀初めの人類社会は以上でしたが、さて、2011年はどうなったか?

コントロールできない人間が増えて人口が70億人にもなり、それならばと、地表世界をボコボコにして人口削減。エリートを自認する自分達だけは、この天変地異と人口削減対象から逃れ、地下シェルターに逃げ延びようとしていたが、さて、その肝心の地下世界が、8月22日に破壊された。それも、放射能が大量に広がって。

コロラド州デンバーは標高1500M以上の高地で、ここなら津波も心配ないと、FEMAの本部があり、地下には、巨大なシュルターがあった。デンバー空港には、昨年、アヌビス神が建てられ、ここが宇宙の情報を全部、受け止められる基地だと、誇らしげに世界中に示していたのが、これが、別の意味の象徴になってしまった。

 8月22日の爆発について、一体誰が、仕掛けたのか? どうも、3つの説がある。

 その前(8月6日ヒロシマ、9日ナガサキ)には、天皇の金塊資金の放出が、決定されていたが。

①宇宙人(エイリアン)。 人類がアホすぎて、このままでは、宇宙を汚すから、それを止めさせた。

②地底人アガルタの住人。人類に猛省を促している。彼らのことは、 五色人の中で、「青人」と呼ばれる。

③地球人、それも内部犯行。実は、シュルター建造や内部世界の環境つくりにかかわった地球人の科学者で、それももっとも知的レベルの高い、エレレガントな科学者たちが指示した措置。今後100年以上、100万人が穴倉に暮らして生存はできても、地表面は、核汚染と、戦争による破壊、環境問題、多くの生命種の絶滅。こんな、姿は耐えられない。そんな世界を創るために、自分達が、イルミナティーに協力したわけではない。ということ。

 私が、どの説を支持するか、もうお分かりですね。 ③です。

本当、ホンモノの科学者は、芸術家と一緒です。人を支配することよりも、自分にとって、最高に素敵な世界をこの世に生み出すことを、最高の喜びとします。

それに対し、利権屋、政治屋など、他人を支配することに喜びを感じる人間は、まともな世界を造れません。

今、ここに、生きていることに、喜びを感じられない人間。他者を支配し、国家なり、国際機関なり、武力なりで、自分の利益を確定させないと、なんら安心できできない人間。こうした人間の狡知に長けた「悪巧み」が、これまでの人類社会を牽引してきたのですが、それが、 ここにきて、 

 ハイ、   主役交替です。

そして、今、G20で、 世界経済を何とかしろ、と騒いでいます。

昨日の国連総会では、原子力の安全管理の徹底を、今頃、言っているのですから。

マネーの本質を知らない人間が、そのマネーで人間を支配するために、マインドコントロールしてきた結果が、これ。

「富」を生み出せない人間が、先に「富」を取ることばかり考えて、社会システムを作ってきたから、こうなった。

一方、NHKでは、ハーバードのサンデル教授を呼んで、東大とハーバードの学生に、「911」を題材に、「正義」の講義をしていますが、 「911」の背景や、実際の事件の検証もなしでは、「お遊び議論」そのもの。

 いい加減、子供だましを、止めないと。

以下に、G20の記事をあげます。 マネーも国家も、根本から再整理する。 これからが、私たちの出番です。

<G20>欧州危機、協調対応を確認 基金拡大要求

毎日新聞 9月23日(金)21時5分配信

 【ワシントン平地修】主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が22日夜(日本時間23日午前)、当地で開かれた。会議後発表した緊急共同声明では、欧州の債務危機を背景に高まる世界経済の下ぶれ懸念や金融不安に対処するため、各国が「力強く協調のとれた国際的対応を取る」と確約。金融システムや市場安定に向け「必要なすべての行動を取る」ことも確認した。焦点の欧州問題では、財政危機のユーロ導入国を支援する「欧州金融安定化基金(EFSF)」の機能強化を10月中旬の次回会議までに行うように欧州各国に求めた。

 今回の会議では当初、共同声明の発表を予定していなかった。しかし、22日の欧米市場でユーロが急落。米ダウ工業株30種平均株価が一時、前日終値比500ドル超下げるなど世界株安が再燃し、議長国フランスの主導で急きょ声明をまとめた。

 会議では日米や中国など新興国から、ギリシャをはじめとする債務危機問題に欧州が早急な対策を打つように求める声が続出した。欧州側は7月に決めたギリシャ追加支援策の実行に必要なユーロ圏各国の議会承認手続きを10月10日までに完了させると表明。次回会議までと期限付きでEFSFの機能強化を約束することを盛り込んだ声明も受け入れた。

 さらに、声明は欧州を念頭に「銀行システムと金融市場の安定を保つために必要なすべての行動を取ることを確約する」と明記。今後は欧州各国がギリシャ支援に加え、財政悪化で国債金利が急騰するイタリア・スペインなど南欧諸国への対応や、これらの国の国債を大量に保有する銀行の健全性確保にどこまで踏み込んだ措置を取るかが焦点だ。

 声明はこのほか、米国に対して、中期的な財政改革を促すとともに、オバマ政権が先に発表した成長と雇用の強化に向けた対策への期待感を表明。日本には、中期的な財政健全化を維持しつつ、東日本大震災からの復興に向けた本格的な財政措置を実施することの重要性を指摘した。為替相場につ
いて、声明は日本や新興国の意向を踏まえ「過度の変動や無秩序な動きは、経済や金融の安定に悪影響を及ぼす」と改めて確認した。

 日本からは安住淳財務相と白川方明日銀総裁が出席。安住財務相は会議後の会見で「欧州がきちんと(債務)問題を処理するスキームを考えれば、日本も追加支援を検討してもいい」と述べた。

 
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 PS :    人類社会の活動と意識のエネルギーを管轄する、李さんたちの仕事は、終わりました。 これからは、 どういう、暮らしにしていくか、 実際の方法論の段階。これは、李ではなくて、桃のこと。

 企業は、利益がないと存在できない。 企業の「雇用」を前提に、未来を考えて、失敗しているのが現在です。   実際に、現実に生きる私たちには、企業にとって、負担になるものが、あまりに多いのが現実です。

 自分が得たもの、所有しているものを、利益や見かえりを求めずに、供出することは、あるか?

  ある。 それは、  愛。

  イノチの一体感としての、 愛。

 個人個人の心にこびり付いた分離感の克服からしか、 安らげる未来 は生まれない。

 それに、心の内側から、沸いてくる、喜びの表出からしか、 素敵な現実は、出てこない。

 

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。