こんにちは。
大阪の皆神塾から、夜行バスで、長野にもどりました。
今年、2015年は、今上陛下の年頭所感から始まって、大変な一年でした。まだ、終わっていません。
年初は、 エコノミストの表紙、 1月7日のパリでのテロ。11日のパリでの抗議デモ、14日に、歌会始。
17日に、安倍が、中東歴訪中、ISISが日本人の二人の若者を拘束。このとき、日本政府は、ヨルダンに救援本部を設けたが、ISISに隣接するトルコを、あえて避けていた。
私は昨日、この一年を振り返り、さらに安倍内閣になってから、強烈に変わっていった国家の事を話しました。
「どでかいハシゴ」。 これがなんであるか、わかりますか?
今週末の12日には、東京の平川町で、ゲスト・スピーチします。
私の担当時間は、13時30分からの1時間です。
http://takayamanagafusa.com/
皆神塾では、時事解説をすすめるに際し、人類史の発展を踏まえたコスモロジーや歴史観、日本文化論なども話すのですが、この週末の次の講演では、どこに、ポイントしぼるべきか、思案中です。
そして、2015年の年末の今、国際情勢を語る時、踏まえるべき、とても重要な事実があります。 それは、昨日も指摘しましたが、人類世界では、2008年と、2015年では、圧倒的に異なった情勢に置かれている、ということです。
どうも、2012年に、強引に安倍内閣を作りあげた人たちは、 あくまでも、2008年の軍事情勢をもとに、この3年間、日本を変革させてきたのではないでしょうか?2013年のスノーデン亡命の意味も、きちんと、把握していないではないか、ということです。もちろん、映画「シリウス」が出てきた人類史的な意味などまるで、理解はできないでしょう。 そして、この3年間、NASAが、ほとんど、機能停止であるという事実もです。
独りよがりの歴史観での「名誉」だけに拘って、自国の放射能禍の深刻さをあえて無視して、世界中にカネをばらまいてきて、得意げだったオバカな政権。
今、一つ、気になることがあります。
この9月30日に始まった、プーチンによるシリアのISIS空爆のあと、日本では10月初めという、異例の時期に、ある人事異動がありました。
それが何のことなのか? ここでは書きません。 本ブログをご覧のみなさんは、危機意識も知的探究心もかなり高いはずですから、それが誰なのか?ぜひとも、ご自身で探ってください。
また、皆神塾の中には、御製で歌われた、「鎌をあてがう」の「鎌」とは、プーチンのことだ、と分析する慧眼の持ち主がいました。
11月7日に、シンガポールで中国と台湾が対等同格で一体化した後、11月13日にパリでのテロ。
さらに、11月30日のIMF総会での中国人民元のSDRの前に、パリでCOP21が開催されましたが、そのときには、世界は、プーチンを総指揮官に、対ISISで団結を始めていました。
私は、13日のパリのテロの直後、こう書きました。
「今回のテロは、911とは、背景が違う。逆向きのテロだ」と。
土曜日は、この辺を、解説することにしましょう。