外務省と防衛省、一体何をしているのでしょう。
一方、アフガンの障碍者スポーツの代表は、東京に到着しているのに。
アメリカの手の中で外交をしていた、ツケです。独自に、現地のタリバンの動きを全くつかんでおらず、信頼関係も築けていなかったのでしょう。
アメリカといっても、DS側ですね。この20年間の中ロの動きが全く分かっていなかったのでしょう。
中ロとの信頼関係が築けていなかった、この一言に尽きます。
以下はFNNニュースから。 茂木を筆頭に外務省は、現場情報を得れなかったです。
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「置き去りにしないで」悲痛な叫び 自衛隊機で退避予定が中止に
アメリカ軍は、過激派組織「イスラム国」に対する2度目の空爆を行った。
こうした中、自衛隊機で国外へ退避する予定だったアフガニスタン人の男性が、FNNの取材に対し、「置き去りにしないでほしい」と日本政府へ訴えた。
自衛隊機で退避予定だった男性「彼ら(日本政府)は、最後の瞬間まで約束だけして、わたしたちを置き去りにし、自分たちだけ逃げた」
この男性は、JICA(国際協力機構)のスタッフとして、10年以上、教育関連の仕事にあたっていた。
男性は26日、国外に退避するため、日本政府が用意したバスに乗って空港へ向かう予定だったが、直前に自爆テロが発生。
その日のバス移動は中止となり、さらに一晩待機したが、27日、「退避計画は中止になった」と伝えられたという。
タリバンは、男性が日本政府に協力していたことを知っているとして、現在、関係者の家に隠れて住んでいる。
自衛隊機で退避予定だった男性「どうか皆さん、日本政府がわたしたちを退避させてくれるよう働きかけてください。わたしたちを置き去りにしないでください」
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自衛隊機を派遣する前に、タリバン側と交渉のルートがなかったのか、あるいは作れなかったのか?中村哲さんのラインを効果的に生かすという選択を、日本の外務(安全保障)当局は、まったく考えてこなかったのでしょうか?
個人間で、いざという時のための信頼関係を築いておくのは、海外に行った時の場合、必須事項です。
タリバン報道官とのインタビューがあります。
日本の技術者に敬意を持っているのが分かります。自爆テロを起こしたイスラム国ホラサンとは全く違いますね。
【独自】タリバン報道官を単独取材 中国との意外な関係も【インタビュー完全版】(2021年8月26日) #Taliban – YouTube
で、本日ですが、米中の外務大臣が電話会談です。アフガンの安定化に、一致ですね。
日本は完全に「蚊帳の外」というよりも、日本の外交当局の中にこそ、DSがいたのです。
アフガン情勢巡り中国外相が米国務長官と電話会談
中国側の発表によりますと、ブリンケン国務長官は「国連の安全保障理事会が明確かつまとまった声を出す必要がある」と中国に対して協力を呼び掛けました。
そのうえで、中国側の懸念については「理解し、尊重する」と述べたということです。