沖縄生まれのキロロが歌う名曲『未来へ』。
この歌をレンタル屋で初めて聞いたときは衝撃でした。
これが、台湾人の手によって中国語になり、大ヒットです。
https://www.youtube.com/watch?v=t0igPuDjYUE
キロロが創った元曲は、自分が人生で独り立ちするときに、
見守っていてくれた父母の恩に気づき、それを歌詞にしたのですが、
これが大陸に渡ると、この歌は中国語版でも、恋愛の歌に変わります。
彼女を失って初めて、その真心と存在の大きさを知った、という、
失恋の歌『後来(そのあとに)』になっています。
今、大陸ではギターが若者たちに急速に広まっているのですが、
「弾き語り」用の名曲としても、大人気のようです。
https://www.youtube.com/watch?v=yfkK1DYtUPc
真意をようやく知った。自分は学び、成長した。これが共通点。
その出発は、沖縄で生まれた旋律と日本語。これ、文化交流ですね。
で、今の中国語圏の若者たちは、本当に、元気いっぱいで、
彼女と一緒にカラオケに行って、この歌を絶叫するみたい。
https://www.youtube.com/watch?v=E36VQpGhW4c
今度、中国や台湾に行ったら、私も、『後来』を一緒に歌おう。
日本にある空気感とは全く違ますね。
なぜだ?
リアリティーの豊かさの実現と、着実な未来の希望を語るか、
それとも、
実態を見ないで、数字だけを求めて、失政をごまかし続けるか、
の違いではないか?
日本のメディアは、今の中国大陸の若者を正確に伝えていません。