野党も「予定調和」の中に安住したな。令和初の年末年始はおとなしく迎えましょ、と「司令」が出たのかも。まあ、全国の地方に原発に替わって超高級ホテルを造るのなら、自然と溶け合った文化性で、カゲたちも喜ぶものにしよう。

こんにちは。
昨日の国会で、解散・総選挙になるかと半分期待していたのですが、「桜」事案は、閉会中審査で、継続協議にするんだと。
なんだよ~バカか~。国民が盛り上がっているときに、自分から水かけて。それが、立憲や国民の考えか。
お前ら、自公の与党に反対することを「商売にしている」政治屋で、自分の議席とその待遇を守ることが最優先だったんじゃないのか?
たしかに、もし9日に解散になると、投票は12月の年末か、1月初めになるから、日本列島は静かな年末年始にはならない。
まさか、どこかから野党に「指令」でも出たのか?
それじゃ、完全に「予定調和」じゃないか?

しかも、この直前に菅官房長官は、外資の為に、全国の地方50か所に超高級ホテルを誘致するためにカネを用立てるとか言い出す。それ、どんなカネか?特別会計?日銀の国債発行での特別融資?
この辺、渡辺喜美センセイに突っ込みを入れてもらいましょう。
平成時代は日本列島には、ゼネコンによるコンクリートの塊が増えていき、民主党政権時代にはそれが止まって消えだしたかと思ったら、それが「311」以後はさらに醜悪な化け物を造ってばかりになったから、それよりもましだけど。
それにしても、いくらなんでも、金融ワンワールドから、マネーをきちんと「実体化」せよ、と言われたからって、乱暴だよな。
これまでだって、それぞれの土地にあった文化性を込めて、きちんと地方の心、歴史性のある生き様を再生することを目指すはずだったんだけど、それを、これまでの財務省や国交省は、何でもかんでも更地に戻せとか、国家プロジェクトの為の強引な穴掘りやコンクリートで固めた味気ない建物しか造って来なかった。
 経団連がまったく反省をしていなくて同じメンツのままなら、ゼネコンや銀行周辺の奴らが主導で、それができるのか? 彼らの根性は、自分の懐にゼニコを入れることしか考えないわけで、貧相すぎるわい。
その土地にいる人間、さらにそこを訪れる人間、それぞれを感動させるノウハウ、それ以前に、人の心を感動させる《感動の核》を創り出すことができるのか?そんなことをしたことがあるのか?

まあ、それでも昨日、安倍政権は、誰かに言われてNHK会長を変える決定をした。
N国党の立花孝志が自宅マンション前での選挙演説をするという嫌がらせに、上田会長が根をあげたのかどうかわかりませんが、その後釜になったのが、上田氏よりも年長の、元ミズホの前田さんなんだと。
本人は、何で自分が選ばれたか判らないと言っていますが、私の推測は、
これ、ヤッチャン対策じゃないの?
「反社の方々」に「お引き取り」いただく交渉ができる人材は、この列島の財界の中には、なかなかいませんからね。前田さんは一応、経験がおありのようですし、なにより、これからは、あのソフトバンクを、アジア系金融機関とともに、どう処理するか、これをどう国民に納得させるか、という大仕事も待っているのでしょう。
スイス大使になった方は、日本テレビの人間だったし、なんか、もう、日本の「予定調和」型の統治体はドタバタなんだよね。
で、とにかく、令和初の「年末年始」は、列島の「大御宝(日本国民)」には、「おめでたい」と言い合って欲しいというのが「あらまほしい姿」であるわけですね。

で、「反社の方々」はどうすればいい?彼らは、自民党、特に安倍様の周りの「弱み」をたくさん握っていますね。どうするのでしょう。「311」以後、原子力マフィアは相当大きなお金を除染の仲介やらでバラ撒いていましたし。
その時は「お国の為だ」と言って、どんどん人足を手配したけど、勲章も欲しかったのかもしれない。もし、日本が戦争状況になったのなら、中村哲さんとは対極で、その「度胸と根性」で多くの武勇伝が生まれ、感性の鈍い人たちからは、賞賛を得られたかもしれませんね。でも、時代は変わっています。
「草取り・種まき・水やり」という真面目な日々は苦手でも、お祭りでは、いつも大活躍する人が全国にいます。そうした人たちは、本来なら「弱気を助ける」任侠精神で、街の守り手になれる存在でしたが、カネは、そうした人の結びつきをこれまで、さんざん壊してきました。
 これを復活させるしかありません。

「反社の方々」は皇族さんたちと同じで、得た金で、とにかく、いいもの旨いものをたくさん味わっているから、それを創り出す側に回っていただきたい。彼らを支援し、さらに護る側にどんどん回ってほしい。見返りなんか求めたらダメだ。本物のパトロン・任侠だぞ。

騙しや略奪じゃないぞ、真心での育成だぞ。
存在と誇りをかけて、心通わせて、ホンモノの感動を生み出すんだぞ。 

本当に快適で、美しい環境を創る。
自然の中に、人間の心・魂、そして、見えない多くのカゲたちが、
時空を超えて交響しあう、生きた芸術空間を創る。
これ、受験秀才のエリートには、できないんだよ。
彼らは「教本は早く正確に学べる」が、本当に自由な想像ができないし、ええっこんな感動もあるのという、リアルな現実を創造する経験なんて、全くしてこなかった。
なんたって、人と人との対等な交流の中で、同じ地平に立って無邪気な心で遊んでいないからね。

あ、しょうもないことだけど、
全くお金をかけずに、すぐ目の前の人を、どうやって感動させる?
時間に追われ、マネーを気にし、身分(社会的地位)に拘る人間には、とてもその周波数には入れないでしょう。そうしたものに拘り続ける状態の人は、カミサマ(天)から、今、人間として生きているという「豊かさ」を,素のままで味わえないままだからです。

相手の心を受け入れ、思いやる、その「笑顔」一つ。
これだけで、相手だけでなく、自分の心もどれだけ豊かになれることか。
出会った人に、どれだけ、心の時間を、譲れるか? 
礼とは、禮で、これは、「豊かさ」を「示す」こと。

あと、無駄を出さずに、余ったものでも、最大限、何でも利用する。
未利用資源の最大活用。これ、中国人の点心(ヤムチャ)つくりの基本。
(ちなみに、余った食材は、細かく切り刻んで「餡」にして、小麦で包んで、ギョーザ、シュウマイ、包子(パオツ)にするか、そのまま小麦でまぶしてフライパンで焼くと、チジミやニラ煎餅になる。)

今の日本のサラリーマン経営者や官僚たちは、本当の意味で、イノチが一つになる感動を知らないから、高度の芸術的感動の場作りができないでしょう。絶対的な王侯貴族が、身分や富貴にとらわれることなく、感動で一つになる舞台を如何に造ってきたか? 出入り業者になり、その役人になって、それを利権化する発想の人間の頭からでは、世界文化遺産になるような感動は、到底、生み出せないよ。

全国、いたるところで、そこに行ったら、つい自分で歌を歌ったり、パフォーマンスしたり、一緒に料理して振舞いあったり、と、とにかく、楽しめる舞台にしよう。
わたくし今62歳だけど、若者と一緒にアニソンをどんどん歌いたい。

マネーをどうするんだよって? 
人が来るのが判っていれば、そこには、マネーはどんどん流れてくるよ。

で、今、国家とか統治体の視点で言えば、
まず、人の命と心を救え。これが一番。
そこに、そのまま生きていていいんだと。
カネよりも先に、全ての人間に「暖・飽(食事)」を届けよう。
その上で、人間とは、誰もが、想像と創造ができる存在。
そして、美味しいものを食べたことない人は、美味しいものは作れない。

さらに、今日の結論を最後にいうと、
とりあえず、正月までは、破壊的な大地震は、なさそうだ。
私の年末年始も、我が家で楽しめそうです。
皆神塾の参加者なら、だれでもどうぞ。ただし、昨日の朝の温度は、マイナス3度でした。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。